こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

ここ最近はすっかり気温も高まり、暖かくなってきました。

その気温の上昇と共に北海道では孤独死のお問合せも増えてきます。

冬場は気温が低いため臭いがあまりわかりませんが、暖かくなると発見されやすくなることが多く、春先から秋にかけて孤独死が増えてきます。

昨年は札幌市で発生した孤独死現場の特殊清掃を一番ご依頼頂いたと思っているくらいに多かったです。

ここ最近の傾向では「部屋に一時的に入室したいので臭いを消して(減らして)欲しい」というご依頼が多いです。

市販品の芳香剤や消臭剤で臭いが消えるくらいの臭気レベルなら問題ありませんが、実際の孤独死現場の腐敗臭はそんなに簡単に消せません。

入室しただけで髪の毛や服に臭いが付着ししばらく臭いがとれないくらい強烈です。

廃棄物が無く、清掃も不要な一時的な簡易消臭なら75,600円(税込)です。

体液が付着した廃棄物があったり、床などの体液除去清掃が必要な場合は上記にプラス数万円での作業が可能です。

作業が続いているので最近では鼻の奥に常に死臭が漂っているような状態です(泣)

慣れている人でも孤独死現場の清掃は”肉体的にも精神的にもリスク”が伴いますので、一般の方が行うのはあまりお奨め致しません。

お困りの方はまずはお問合せ下さい。
0120-669-920

2045年推計 65歳以上 42%に

今朝の北海道新聞の記事ですが、【道内人口25%減400万人】という見出しでした。

私どもは仕事柄、高齢化については敏感ですが、”限界集落”が数十年後には現実のものになっていることが可視化されました。

人口が減る→税収が下がる→インフラ整備が出来ない、公共料金が高い、税金が高い、医療費・介護代が高い→若者が都会部に出る→益々若者がいない→活気がない→企業の力が減退→法人税減→魅力のない街→過疎化→スラム化→もう限界・・・てな悪循環ですよね?

どこの町の人口が増えたとかどこの町の人口が減ったと騒いでも結局北海道全体の人口が減ってしまえばあまり意味がありません。

人口が少なくなってもやっていけるような仕組みづくりをしないといけないでしょうし、今後はお金持ちと貧乏人で公共サービスの差が生まれるのは当然の結果だと思います。

医療も介護もそうしないと人手不足となるので致し方ないと思います・・・。

税金を多く収めている人には手厚いサービス、そうではない人にはそれなりのサービスというのが常識になるでしょう。
それこそ一生懸命働いている人には不公平というものです。

働いていない高齢者があちらこちらに存在していることが珍しくない、むしろ若者の方が珍しい時代がやってきます。

電車やバスなどの優先席も高齢者は普通席に座り、若者が優先席(若者用席)に座るような逆転現象が起きると言われております。

世界でどこも経験したことがない超高齢化社会・多死社会が日本に迫り、今後の社会構造の変化期に来ています。

孤独死を防止する方向に舵を切らねばならない!

何度かブログでも掲載していますが、今後孤独死を減らすためには政府主導であったり管理会社主導であったり上からの強制力がないといけないと思っています。

自発的に高齢者本人や子供達が行うことには限界があります。

弊社としては「見守りサービス」などのシステム加入と「孤独死対応保険の加入」が義務化されるといいと思っています。

あとは新聞配達や牛乳、ヤクルト、お弁当などの定期的に配達に来るサービスに加入することで死後の早期発見が望めます。

最近の孤独死現場でご遺族様から感じるのは「保険にさえ入っていればお金で悩むことはない・・・悩むご遺族が減る」ということです。

こういったことで親子間で嫌な思いをして欲しくないと思うのです・・・。

自分を育ててくれた親御さんを天国へ快く送り出してあげて欲しいと思います。


弊社が加盟している(一社)家財整理相談窓口がお奨めしている「見まもっTELプラス」のシステムは最近では「改正住宅セーフティネット法」(国土交通省のリンク貼っておきましたがちょっと難しい内容です)が施行されたおかげもあり札幌市をはじめ地方自治体が加入する事例が増えてきております。

是非、少しでも興味がある方は資料請求などをしてみてはいかがでしょうか?

自分の身に降りかからないと本気で考えないものですが、孤独死が発生すると精神的にも金銭的にも大変です。

まずは弊社にお問合せ下さい。

真の特殊清掃業者はなかなか増えない!

なぜ防止が大切かと言うと、北海道では特殊清掃業者が順調に増えていないということも理由の一つです。

今後若者が減少していく中で3K~6K位の大変な仕事である「特殊清掃を選ぶ」という確率は少ないでしょう。

ですから、孤独死があちらこちらで増えてくると”すぐに対応が出来ない”ということになりかねません。

家財整理は誰でもやろうと思えばやれますが、特殊清掃はある程度、高価な専門道具を揃えたり、技術・知識を得る時間、そして「積み重ねていく経験・信頼」が必要となってきます。

どうしても孤独死防止を推進したとしても、そこから漏れる人もいて孤独死が0になることは無いと思っています。

”適当な口だけ業者”が増えても業界全体の印象が悪くなってしまいますから、軽い気持ちで参入して欲しくないですし、この調子で北海道各地で孤独死現場が増えると5年後には大変な状況になってしまうのではないかと今から危惧しております。

「儲けるからやりたい」という動機でも構いませんが、それだと「思っていたより儲からない」という理由で撤退していきます。

やはり心の根底には「困っている人を助けたい!」という強い想い、使命感があり、なおかつ企業経営をきちんと考えられる研究熱心な人が参入してきて欲しいと願います。

初めてのことだらけで不安が多いことでしょう・・・

弊社のブログをご覧になっている方の大半は同業者さんか「今現在困っている方」しかいません。

”特殊清掃”なんて言うくらいですから普通に生活している人には関係がない業種の一つですからね。

弊社では孤独死にしても、ゴミ部屋にしても特殊清掃というレアな業者に連絡をする”不安”というものが想像出来ます。

色々と悩むことは多いと思いますが弊社のブログで関連のある事柄を読んで頂いたり、他社さんのHPを読んで比べたりしてください。

それからもしご不明な点がございましたら「HPを見たんですが・・・」とご連絡さえ頂ければ当方で疑問点はお答えしますし、必要事項も弊社からご質問もさせて頂きますのでお任せ下さい。

作業金額については現地見積もりをさせて頂かないと臭気濃度や臭気強度がわかりませんので電話でのすべての対応は難しいですが概算はお伝えすることが出来ます。

あまりにも予想とかけ離れている金額(10万円位だと思っていたら100万円だったなど)だと現地見積もりの意味もありませんがある程度予想していた金額に近いようなら弊社に依頼する価値はあると思います。

下記までお気軽にご相談下さい。

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