こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

やはり12月はゴミ屋敷、ゴミ部屋、汚部屋のお問合せが増えております。

色々な理由で「片づけないといけない」ということがありますが、なるべく早くご相談下さい。

弊社では一般廃棄物収集運搬事業許可(以下、一廃)を持つ業者さんと連携して廃棄を行っているのですが地方となるとこの許可を持つ業者さんが一社しかないとか日常のゴミ収集が忙しくて戸別収集は要相談という町、村があります。


札幌市の場合は上記写真のように許可証ナンバーが掲載されている車以外には不用品は積み込んではいけないのです。

「〇日までに引っ越ししないといけない」など期限が決まっている場合で「明日中」とか「明後日中とか」言われても廃棄できないことがあります。

【その際の考えられるパータン】

①無許可営業の違法業者でも「トラックパック」を行っている業者に依頼する

②弊社を信用して頂き鍵を預けて、作業代前払いで作業を依頼する

いずれにしても、焦っていては冷静な判断が出来ないので余裕がある状態でご相談下さい。

①の場合は処理方法が明確ではないのでどのように処分されているのか不明で怖いです。


余談ですが、この写真は会社の看板があったのでネットで調べても詳細な情報は出てこないですし、産廃処理業社だったのはわかるのですが現在は人気(ひとけ)もなく破産していると思います。

倒産情報にも出てこないのできちんと倒産も出来ずに放置という状態だと思います。

見ると一般廃棄物があるようですし、このままでどうするんでしょう?

実はこういった業者や放置されているゴミ山があちこちにあるのです。

ですからきちんとした業者に依頼して欲しいと思います。

不意誠実な不用品回収業者が多い!

時折、他社さんのHPに「札幌市環境事業公社と連携しています」と小さく表記しているがトラックパックをやっている不誠実な業者を見かけます。(「どないやねん!」と突っ込みドコロ満載です)

何も知らない人に「ちゃんとやっている」という印象を持たせる姑息な業者だと思います。

堂々とホームページに「トラックパック」という違法行為を掲載出来る神経がわかりません。(何かと法のグレーゾーンを屁理屈をこねて語ると思いますがなぜ違法なのかは論破出来ます)

この場合、「格安」をうたっていますが実際にはそれほど格安でないうえに正規の廃棄代を考えると不正をしない限り無理だろうという料金です。

「古物商で買取している!」という言い訳を言う業者さんは依頼主に支払う料金が多いのなら正しいですが作業代や運搬代、代行代など別項目で料金をもらっているなら「不用品廃棄目的の買取行為」なので本来の主旨が違うので違法です。

もし本当に買取なら売買契約書を渡さないといけませんのでそういった書類があるのか確認してください。

尚、買取を行ったのにこの書類を依頼者に渡さないのも違法となります。

※リサイクル業者などで買取品を積み込むのはOKですが廃棄品は積めません。

本当に調べるとこの手の業者が多いです・・・。

弊社でも保有していますが、(一社)遺品整理士認定協会が発行している「不用品回収健全化指導員」の講座が出来たときに正規に行っている一廃業者さんからは賛同の声が出たが、トラックパックをやっている違法業者からは大反対の声が出たそうです。

弊社では産廃も古物所も保有していますが「トラックパック」はやっておりません!

サービスは無料ではない!

なんでも「安い方が良い!」と思うのは人の心理ですが、これが可能な職種とそうではない職種があります。

企業努力により安価に製品を作れるところもありますが、実は社会の裏を見ると世界のどこかで人件費が激烈に安く抑えられて作られている製品だったり、派遣員やパートが作っていて不安定な雇用状態だったりで、安い物には誰かの犠牲の上になりたっていることもあります。

ただ、労働法違反かどうかはわかりませんが製造品に関しては数を多く売れば薄利多売でも経営が成り立つということもあります。

我々の業界も企業努力という名のもとに不正が横行していますし、不正を行っている事業の殆どは税金の未納、脱税、過小申告がなされていると予想します。

一時的には良いのでしょうが、長い目で見たときに公共性を考えない経営者は長く商売を続けていくことは出来ないでしょうし、いずれ破綻します。

会社経営に限らずの話ですが、「自分だけが良い思いをすればいい」という考えでは社会的に認められることはないでしょう。

現代はSMSなどの発達により社員やスタッフからの内部告発というのが多いですし、「人の口に戸は立てれない」という言葉があるように悪いことをしていると自然と噂は広まります。

いくらネットで偽造した口コミを書いたところで、メッキはすぐに剥がれてしまいます。

なかなかこの業界人ではないとわからないことが多いと思いますが、業者選定は慎重に行って頂きたいと思います。

自分が依頼する側に立った時の業者選定基準

1.経営者の顔写真の有無

自分が依頼する場合だったら、まず第一に「会社概要」もしくは「代表挨拶」を見ます。

経営者の顔写真を掲載していないところは選択肢から外します。

なぜなら胡散臭いことをしている業者は経営者の顔写真を掲載していないところがあります。

百歩譲って現場責任者の顔写真を掲載している会社もありますが、それでも企業のトップを明示できないのは何らかの理由があるはずです。

そんな会社は信用出来ません!

まず、この段階でかなりの業者が落選します。

2.ブログ掲載及び更新頻度

次に「ブログが定期的に更新されているのか?」を見ます。

情報発信をすることは依頼者様の不安を取り除く一助になると考えております。

またブログ更新というのは地味に時間がかかり面倒ですがこれを定期的に続けている企業は余程のことが無い限り「真面目」です。

最初の頃は更新していてもある程度になったら全く更新されなくなる業者が大半です。

依頼する側にすると「まだやってるのかな?」と思いますし、不安になります。
この条件をクリアーするのは更に数社に限られてくると思います。

既に1と2をクリアーする会社はほんの一握りになると思います。

あとは電話やメールでお問合せして頂き感じが悪くなければ現場見積もりに来てもらうという流れがいいと思います。

3.料金表はあてにならない

最後に「料金は?」と思うかもしれませんが実は料金表なども一応ありますがその通りには絶対になりません。

あれはあくまでも参考までにということであてにしないほうがいいです。

よく間取り基準で3LDKは〇万円~とか料金表が掲示されていますが、作業代は別のことが多いですし、「他社の料金表を参考にしている」というように根拠はないのです。

なぜなら皆さんの不用品の量や質は各自でそれぞれ違うからです。

それよりも誠実な業者に依頼した方が間違いありません。

年末の大掃除を迎える皆さんの参考になれば少しでもなれば幸いです。

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