こんにちは、特殊清掃.ASIAです。
旭川市のお隣の当麻町で孤独死現場の特殊清掃と遺品整理を行ってきました。
こちらの地区では一般廃棄物収集運搬事業許可を持つ業者さんが佐々木衛生様の一社しかなく、普段は街のゴミ収集を行っていて戸別回収はしていないそうですがお願いをして協力して頂きました。
快く対応して頂き誠にありがとうございました。
収集日が決まっているので可燃、不燃、粗大と3回に分けて現地訪問予定となっています。
本日は可燃ごみの収集だったのでそれに合わせて伺いました。
当麻町の孤独死現場
一軒家で死後2週間程度で発見されたそうです。
ハエは多かったですが、腐敗臭はこの暑さの割にそれほど強くありませんでした。
まずは体液が付着した枕や衣服などを袋詰めします。
そのあと汚染された箇所のみカーペットを切り取ります。
(カーペットの残りは粗大ごみの日に搬出します)
カーペットをめくるとウジの抜け殻などが大量に残っていましたが掃除機で吸い取っております。
※掃除機はこういった現場で使用し使い捨てにするため遺品整理現場などで出た物をストックしておいています。
床が不幸中の幸いで床暖房の下で量も少量でしたので拭き取って終了です。
空間の除菌をするための除菌剤を各部屋に散布します。
その後、フッ素の次に殺菌力のあるオゾンで空間の「3D清掃」を行います。
オゾンを発生させている間に車庫の中の片付けも行いました。
慣れていないと電動工具やキャンプ用品、園芸品、廃タイヤ、プラスチックケース、ビニールなど・・・この仕分けと袋詰めだけでも意外に大変です。
遺品整理に移行
オゾン脱臭機のスイッチを止めて換気を行い、遺品整理に移行します。
貴重品、現金、アルバム、必要書類などを見落とさないように、可燃、不燃、粗大、危険物と分けていきます。
昭和40年代に製造された消火器も発見されました。
消火器はまた廃棄方法が別なので普通の一般ゴミとしては捨てられませんのでご注意下さい。
遺品整理で出てくる貴重品について
下記は弊社で探索した物を一か所に集めて、ご遺族様に後日確認をして頂き、不要な場合は廃棄致します。心無い業者はこういった物は返しません・・・。
格安不用品回収業者とはそこが違います。
案外、孤独死現場では現金などが見つかる場合が多いです
「なぜか?」
それは本人も急に自分が死んでしまうとは思わないので生活感がそのままで、幾ばくかの現金をどこかしらに置いておくものです。
財布など目につくものは警察が保管することが多いですが全ての箇所を家探しするわけではないので絶対に出てくるものです。
悪徳業者、心無い業者はそういったところを「格安」をエサについてきます。
低価格だけに釣られてお願いしてみたら、本来は戻ってくるはずのお金や貴重品がそのまま盗られている場合も想定されます。
価格だけではなく、信頼・安心の業者を選んでください
でも、どこの会社のHPを見ても「特殊清掃やっています」とは書かれているがどんな作業をしているのかもわからない・・・という会社が多すぎます!
弊社ではそういったご親族様の声を聴き、判断基準はやはりこうした『ブログ』にあると思っています。
きちんと『信頼が大切』と考えている経営者であれば、信頼して頂けるように努力をするものです。
作業の様子をブログで紹介するのは、何も自慢ではありませんし、まして面白おかしく掲載するためでもありません。
私が依頼する逆の立場であれば、「きちんと実績、過去の作業状況を説明してくれる」
また「ブログを定期的に更新している」。
そして「数行の内容ではなく、ちゃんとした”情報”と”想い”を開示している」会社に依頼したいと思います。
北海道の特殊清掃業者ではその努力を怠っているところが多いです。
「個人情報、秘密を守ります」と言えば聞こえがいいと思っている会社もありますが、そんな会社に限ってたいしたことはありませんし業界内での噂もよくありません。
弊社でも掲載不可の現場は当然ですがブログ掲載しておりません。
そんなことは”当たり前”です!
弊社にご依頼を頂く方の大半はブログを複数見て、信頼をして頂き、「私もブログを読んだので掲載大丈夫ですよ」と言って頂く方が多いからです。
そういった努力を続けて、それを理解してくれる方がいるから作業内容を掲載していけるのです。
普段から孤独死のことに興味がある人ならいざ知らず(そんな人はかなり珍しいと思いますが)、いきなり「あなたの〇〇さんが孤独死で発見されました」なんて警察から連絡が来て、特殊清掃業者に依頼をしようと思っても、なかなかきちんとした業者を選定する時間も余裕もありませんから大変だと思います。
最近では集客サイトが跋扈しており、なかなか”真の特殊清掃業者”に辿り着かないという方も多くなっているのが不幸です。
自社集客の努力をしている特殊清掃業者は少ない
北海道の特殊清掃業者の多くは管理会社や葬儀会社などから依頼をもらう「下請け型」が多いです。
本州の有力有名特殊清掃業者は「自社集客型」が多いです。
弊社の考えでは自社集客(ここでは自社ホームページ経由という意味)出来ないような業者では”真の特殊清掃業者”とは言えないと考えております。
短期的に見ると最初は依頼されることが少ないのでそれは致し方ないのですが、長期的に見ると自社集客の努力を怠ると将来的には本当の意味の「やりがい」を得るのは難しいのかと思っています。
やはり下請けは作業を行うだけで「経営方針」や「志」などでご依頼者様に選んで頂いているわけではありませんので「単純作業」となりがちです。
そうなると社員やスタッフのモチベーションを高く維持することは難しいのでは?と考えております。
ご依頼者に選ばれて、作業後に「感謝」されることでやりがいを感じるものだと考えております。集客サイト経由だと実績のない企業が施工する、紹介料分が高くなるなどご依頼者に弊害があります。
各地方ごとの地元一廃業者との連携~当麻町の廃棄
今日は可燃ごみのみなので家の外に搬出していきます。
予約していた時間に冒頭でもご紹介させて頂いた佐々木衛生様のパッカー車に来て頂き回収をしてもらいました。
次回は今月26日に再度訪問予定です。
各地方の地元一廃業者さんと連携して廃棄を行っております不法投棄は絶対に行いません!
孤独死現場が増えることは哀しいことではありますが、発生してしまった場合はプロ・専門業者にお願いする方が確実です。
機械や機材、知識などが無い方が行うのは大変危険です。
料金については現地見積もりが必要なことが多いですのですが、まずはお電話でご相談下さい。
【運営会社】
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