こんにちは、特殊清掃.ASIAです。
札幌市の某マンションで起きた火災現場の復旧現場の脱臭作業に行ってきました。
３月始め頃にタバコの不始末で出火し、リフォーム工事をしていたのですが、ススの臭が全く取れず、工事が進まなくて困っていたそうです。
私どもの知人の紹介で訪問したのですが、部屋に入るとスケルトン工事は済んでいたのですが、すぐにススの臭いがしてこれでは確かに工事が次の段階に進めないと感じました。
担当の方に話を伺うと、これでも大分軽減されたようで、「剛腕｣を３台使って、５日間消臭作業を行ったそうです。
「剛腕｣は一昔前に「ほこたて｣というテレビ番組で紹介されメジャーにはなりましたが、今の特殊清掃の業界では「全く使えない機械｣として有名です。（販売店さん、メーカーさんすみません。でも事実です。）
その他にも色々と試してみたのですが、どうにもできず、元請けさんからもクレーム状態になって当社に相談がきたわけです。
すぐに施工することになり、機械をもって再度訪問しました。
暗い中での作業でしたが問題なく脱臭作業は進みました。
翌日には「０ではないですが、０に近い状態｣までもっていくことが出来ました。
※消臭という言葉のイメージだと臭いを消すので「無臭｣になると思う方が多いのですが、全くの無臭にするには全ての部品を交換するしかありません。これは事前にお客様に了承して頂かないとクレームのもとになります。
脱臭作業終了後に担当者さんとお話をして、剛腕は全く効かなかったけど、今は臭いがほとんど無くなって部屋に入った瞬間に「おっ♫｣と思いましたとのことです。
火災現場の場合は「減臭｣、「脱臭｣という言葉が適切かもしれません。
因みにすすは自然界で何もしないで放置していれば２年間は消えないと言われている消臭が難しい現場です。
最終的にボードや壁紙を貼って建具が完成すれば全く臭いが出ない状態でしょう。
火災現場の脱臭を出来る会社は北海道でも数社しかありません。
火災現場の周囲の方で気になる方がいらっしゃいましたらご相談下さい。
現場状態にもよりますが、大抵は１日～２日で施工は完了します。
５日間もかけて効果がないようでは無駄ですよ～。
お気軽にご相談ください。
0120-669-920
