こんにちは、特殊清掃.ASIAの久保田です。
灯油漏れに伴う消臭が増えてくる時期
もうすぐ2月に入りますが、北海道はこの時期になってもまだまだ厳しい寒さが続きます。
北海道は全国でもトップクラスに寒い地域であることは言うまでもないですが、お家の中の室温については驚くことに全国で1番暖かいというデータもあるそうです。
暖房設備の機能が優れているというのもそうですが、北海道のほとんどの家は、家自体が熱を逃がさないよう断熱や気密についても優れているのが関係しています。
ガスストーブや電気ストーブだと灯油に比べてコストが高くなりやすいということもあり、北海道では寒くなると灯油を使って暖をとるのが一般的ですが、それに伴い必然的に灯油漏れに伴う消臭のお問い合わせも増えてきます。
丁度先日も、幸いにも重度ではありませんでしたが札幌市内の集合住宅にて灯油漏れが発生したお部屋の方からお見積りのお問合せがありました。
寒冷地では、各家の外に灯油タンクが設置してあり、灯油が無くなってくると業者さんがそこにまとめて給油してくれます。
外にある灯油タンクから、灯油配管が家の暖房器具に繋がっていて各暖房器具毎に給油する必要はなくなるという仕組みです。
北海道などの寒冷地に住んでいる私たちにとっては日常的な光景ですが、そうじゃない地域の方にとっては驚きの光景らしいです。
とても便利なシステムですが、配管などの経年劣化・老朽化が原因による灯油漏れが発生するリスクがあることは忘れてはいけません。
積雪・落雪で家庭用ホームタンクからストーブへ給油している配管が破損するというケースもあり、少量でも火災などの大きな事故に繋がります。
「灯油の減りが早い、どこからか灯油の臭いがする」など少しでも異変を感じた際は早急に対応しましょう。
灯油臭による健康被害のリスク
火災には繋がらずとも、灯油が漏れてしまうと灯油の独特な臭気から頭痛やめまい、吐き気を感じることもあります。
以前使用していたFF式灯油ストーブが故障?していたのか、あまりに灯油臭くて頭が痛くなった経験があります。
その時はやむを得ず電気ストーブに切り替えて耐え忍んだのですが、やはり灯油ストーブに切り替えると暖まるスピードとコストパフォーマンスの高さに感動したのを覚えています。
勿論、正常に稼働しているFF式灯油ストーブは灯油臭くないので頭が痛くなったりもしません。
有機溶剤の1つでもある灯油が脳や全身の神経に影響を与えてしまい、症状が重いと手足にしびれが出たり、筋力が落ちたり筋肉痛が出たりすることもあるそうです。
また、過度な飲酒によるアルコールで肝臓を悪くしやすいのと同様に、溶剤でも肝機能が悪くなる可能性もあり、食欲減退・疲労感・睡眠不足などの症状が出ることも考えられます。
大人でも健康被害があるのですから、小さなお子様がいるご家庭の方は特に心配な問題になってくるかと思います。
灯油の消臭はぜひお任せ下さい!
インターネットで灯油漏れしてしまった時に家庭でも出来る洗浄・消臭方法を調べると、合理的なものから「それって無駄なんじゃ・・・」というものまで色々な方法が出てきます。
・新聞紙等で吸い取る
・市販されている灯油洗剤で洗浄、中和する
・サラダ油やシャンプーで洗浄する
・ひたすら換気
どれも効果的ではありますが、「試してみたけど完全には臭いが消えなかった」という方が多いと思います。
灯油は僅か少量残っているだけでも人間が臭いを感じ取りやすい臭気の1つなので、灯油臭が気にならないレベルまで消臭するのは専用の資機材や知識・経験がないと難しいかと思います。
・自分で出来る方法は全て試したけど消臭出来なかった!
・業者さんに頼んだけどイマイチ臭いが消えなかった!
という方はぜひ1度ご相談下さい。
札幌市近郊(江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏)はお見積りは無料です。
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