こんにちは、北海道 特殊清掃.ASIAの久保田です。

【汚部屋・ゴミ部屋】について

ここ最近、一般の方にも少しずつではありますが認知されつつある「汚部屋(おべや)・ゴミ部屋」という言葉。

皆さんもどこかしらで一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

特に”ゴミ部屋・ゴミ屋敷”についてはTV等でも毎月のように特集が放送されております。

弊社でも<汚部屋・ゴミ屋敷・ゴミ部屋>と呼ばれるようなお部屋の清掃やお片付けをやらせて頂く機会が多いのですが、TVに出ているようなお部屋からそれ以上のお部屋まで様々です。

「片付けられない」というと、体力の衰えてしまった年配者や認知症の高齢者が思い浮かびやすいですが、実はそういった人ばかりではありません。

「やっぱり男の人が多いんでしょ?」と聞かれることもあるのですが、「汚部屋女子」という言葉ができるくらい、女性でも片付けられない人が増えています。

また、あまりにゴミが溜まり過ぎたことによって部屋で生活できなくなってしまい、車の中で生活するようになったという方も実際にいらっしゃいます。

人は、窓が割れている建物を見ると、「ここは汚してもいい場所だ」と思う心理作用があるそうです。

それと同じで、床にゴミが置いてあると、次第に「ここは汚してもいいんだ」と思うようになり、どんどん汚すようになります。

実際、住人の方の中には、「この状態の方が、どこに何があるか分かるから便利」と思い込んでいる人も多いのです。

汚部屋・ゴミ部屋の種類

ゴミ部屋にも種類があり、ゴミ袋に入ったゴミが堆積しているタイプのゴミ部屋と、廃棄品がバラバラの状態で散乱しているタイプのゴミ部屋があり、乾燥したゴミであれば臭いも少ないのですが、生ごみ系のウエッティなゴミが多いと腐敗臭やカビ臭があります。

↓ 下の写真は一見すると袋系のゴミが多いのですが、廃棄品を梱包しながら掘り返していくとタバコの吸い殻が大量に出てきたり、排せつ物が入ったペットボトルが大量に出てきて漏れているものもあったりというお部屋でした。

ゴミ部屋で度々目にするのがペットボトルに入った尿です。(業界用語で「ションペット」と言われています)

今はもう慣れたのですが、オレンジジュースやお茶のペットボトルに入っていると結構見分けがつきにくいです。

↓ こちらは廃棄品がバラバラに散乱しているタイプのお部屋です。


札幌市内の仕分け・分別方法であれば比較的スムーズに梱包することが出来るのですが、分別方法が複雑な地域の場合はその分だけ梱包に時間がかかってしまいますので作業代が高くなってしまいやすいです。

廃棄量が安い地域の場合は作業代と差し引いて同じくらい・・・になることもあるのですが、分別が難しい上に廃棄料が高額な地域の場合はどうしても金額が高くなってしまいます。

また、重量によって廃棄料を算出する地域も多いので、水分を多く含むウエッティなゴミを廃棄する場合は重量が増して廃棄料が高くなります。

おわりに

ゴミ部屋・汚部屋は深刻な社会問題です。

セルフネグレクト(自己放任)によってゴミ部屋状態になってしまう方も多く、孤独死にも繋がりの深い問題だと感じています。

現在では、<汚部屋・ゴミ部屋>という呼び方が少しずつ定着してきており、お問合せの段階で「ゴミ部屋みたいになってしまったのですが・・・」と伝えて下さる方も多くなりました。

「断られてしまうか不安でしたが、ブログを見て安心したのでご連絡させて頂きました」という方がいらっしゃるように、廃棄品を溜め込んでしまってどうしようもない状態に陥ってしまう方の中でブログを見てお問合せを決意して下さる方もいらっしゃいます。

私達もこうしてブログの中で<汚部屋・ゴミ部屋>という表現を使用することも多いのですが、捉え方によっては失礼に当たってしまいかねない言葉でもあると感じているので、複雑な気持ちになることもありますがブログを通してゴミ部屋・汚部屋でお悩みの方達の助けになれればと思っております。

 

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