こんにちは、特殊清掃.ASIAの久保田です。

年末年始期間の豊平区内だけで孤独死が8件も・・・というお話をさせて頂きましたが、リライブルの1月は予想されていた特殊清掃よりも、ご遺品の整理や家財整理業務の方が多かった印象です。

いつもお世話になっている札幌市環境事業公社様のお話によると、生活保護の方関連の収集が立て込んできているとのことで、数日前にパッカー予約の空き日を確認した時点で、すでに2月初旬までは予約がいっぱいという状況でした。

引っ越しシーズンも近づいているので、あと1カ月もすればさらに予約が取りにくくなってくることが予想されます。

廃棄品の収集を伴う消臭・特殊清掃をご検討されている方はお早めにご相談頂けると幸いです。

バイオ消臭剤にも使用した自家製ヨーグルトでインフル対策?

少し前から全国的にインフルエンザが大流行しているようで小中学校でも学級閉鎖・学年閉鎖・が多いそうです。

今まで使われていた薬に耐性を持ったインフルエンザウイルスも出てきているようで、予防接種したのにインフルエンザにかかってしまった!というお声を聞くことが例年よりも多い気がします。

ウイルス自体が薬に抵抗しようとして進化していくって本当に不思議です。

人間で例えると酸素が無くても生活していけるようになる・・・くらいの進化を数年に一度の頻度で繰り返していると言っても過言ではない?くらいの進化速度です(あくまで素人のイメージです)。

私はそこまで優秀ではないので、”自家製R-1ヨーグルト”を毎日食べてインフルや風邪に対策しているのですが、その甲斐もあってか、ここ1年ほどは風邪知らず怪我知らずでとても快調です(あくまで個人の感想です)!

毎日食べ続けるのが効果的ということなので、これからも健康の為に続けていこうと思います。

少し話が逸れてしまいましたが、今回のブログは消臭作業を行う上でも関わりが出てくる<滅菌・殺菌・除菌・抗菌>について書いていきます。

滅菌・殺菌・除菌・抗菌の違い

滅菌~菌を無い状態にすること・・・

殺菌は菌を殺して少なくすること・・・

除菌は菌を除去したり、殺菌とまではいかずとも菌を少なくして活動しにくい状態にすること・・・

抗菌は菌が増えにくい状態にすること・・・

のような漢字からも分かるくらいの情報でいまいち曖昧な認識のままで来ていたので、今一度おさらいしていきます。

まず初めに、滅菌とは熱や薬品、紫外線などを使って細菌を死滅させて無菌状態を作ることを言います。

微生物の生存する確率が1000000分の1以下になることをもって滅菌と定義されるそうです。

滅菌には数十分~数時間にわたって100℃以上の加熱する方法や、炎の中で加熱する方法など高温下での滅菌方法も多いので対象物も限られてきます。

洗濯物の生乾き臭、枕の臭い、エアコンの気になる臭い等・・・雑菌由来の臭いは沢山あるので、対象物に影響を出さずに滅菌できるような設備があればかなり質の高い消臭が出来そうです。

人体に対して”滅菌”というのは細胞さえも壊してしまう危険があるということで使われることはなく、基本的には衛星用品や医療用品に付着した菌に対して用いられる用語だそうです。

次に殺菌ですが、読んで字の如く〝細菌やウイルスを殺す〟という意味らしいのですが、どれくらい?という明確な定義はないそうです。

除菌や滅菌などと同じように表現されることもあるのは定義が曖昧だからかもしれません。

”除菌”については、殺菌と同じように捉えられてしまうこともありますが、物質または限られた空間から増殖可能な菌を一定数除去することを意味し、対象となる範囲を限定することと、必ずしも微生物を殺すとは限らないという部分が殺菌とは異なります。

また、洗剤(薬用せっけんは)や漂白剤などの雑貨品では薬事法の関係で、たとえ殺菌効果があったとしても殺菌という表現は使えないそうです。

最後に抗菌についてですが、これは殺菌や除菌、滅菌とは全く異なるもので、「菌の繁殖を防ぐ」という意味で使われています。

最近はホームセンターの洗剤売り場を見ていても、抗菌効果防カビ効果を謳っている洗剤が沢山並んでいます。

銀イオンの力で浴室の抗菌・ヌメリ対策実験

以前、東京で参加させて頂いたクリーンEXPOでも銀イオンの力で抗菌・消臭効果を付与したバスクリーナーも並んでいました。

洗剤の紹介をして下さった方は「普通の洗剤よりも少し防カビやヌメリに効果があるくらいのイメージで使っていただければ・・・」と抗菌や防カビ効果をあまり推していなかったのですが、有難いことにサンプルを頂いたので、浴室の赤カビ・ヌメリ対策として効果があるか実験してみました。

個人的な感覚になりますが、結果としてはとても効果があったように感じました。

浴室はある程度綺麗に使っていても、清掃をしていないと2週間もすれば床の端っこやちょっとした隙間等が赤カビでピンク色に変わってくるのですが、上記の銀イオン洗剤(アルカリ性)で洗ってみると1か月が経過しても不思議と目に見える赤カビは発生しませんでした。

実験後に知ったのですが、赤カビは酸性の性質らしく、今回はアルカリ性での中和で発生しなくなった?のかもしれないので、次回は酸性か中性の洗剤でも試してみようと思います。

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