北海道 特殊清掃.ASIAの久保田です。
暑い日が続いております。
今年は、去年とは打って変わって札幌市近郊でのご依頼が多い印象ですが、ここ数日は岩内町や苫小牧市など札幌市以外の地域の方からのお問い合わせ・御依頼も増えてきており、来月も苫小牧市にてゴミを溜め込んでしまった方のお部屋のお片付け&ハウスクリーニングを控えております。
この間は岩内町にて廃棄品の搬出業務を行わせていただいたのですが、海が近いから？か湿度がかなり高く、インナー、シャツ、パンツに至るまで絞れるほどの汗をかきました。
あまりカラダを動かさなくても汗が染み出てくるくらいなので、この時期は着替えが必須ですね。
熱中症等で倒れることのないよう、しっかりと体調管理していこうと思います。
特殊清掃は大変？大変じゃない？
孤独死や自殺が起きてしまったお部屋の特殊清掃を行っていると、御依頼者様やご遺族様・ご近所様から「大変なお仕事ですね」というお声をかけていただくことがとても多いです。
精神的・視覚的な部分での耐性は一定以上必要だと思うのですが、特殊清掃業だからこそ養える死生観もあると感じており、ご遺族様から「頼んで良かった、気持ちが楽になった」というようなお言葉を頂けたときの喜びは例えようがなく、強いやりがいを感じます。
どんな仕事にも共通して言えることだと思いますが、やりがいや興味が尽きない仕事は大変さよりも楽しさが勝るのだと思います。
私は縁にも恵まれ、これまで良い環境で特殊清掃の知識や経験を学ぶことができており、なおかつ社長や周りの人からも変態扱いされる変わり者？なので基準になるか分からないですが、特殊清掃はとてもやりがいのある仕事です。
【死臭】が身体や衣服から取れないって本当？
知らない方からすれば、「人が腐敗してしまった跡の清掃なんて考えられない」
「死臭って凄いニオイなんでしょ？」
「幽霊とか見ないの？」
「便器にウン◯がモリモリってどういうこと？」
珍しい職業だからか、色々なことを興味深そうに聞かれます。
私も、初めて特殊清掃の現場に出るまでは「強烈なニオイによる吐き気に耐えて仕事できるかな？」
「人の腐敗痕を見て冷静でいられるかな？」
「悪夢にうなされたりしないかな？」
色々な不安があり、インターネットなどで沢山調べていましたが、その中でも特に気になっていたのが、「死臭が身体や衣服に付くとお風呂に入っても取れない？」という情報です。
以下引用〜
「入浴しても体に腐臭が残る
肉や魚を腐らせてしまったことがある人だと分かりますが、動物の腐臭はかなりきついです。人間の遺体は大きい分、肉や魚が腐ったときの比ではありません。
そのため、特殊清掃員の多くは、防護服の下は極力薄着で現場に入ります。
作業時に着ていた衣類に臭いが染み込むため、下着などは捨てるしかなくなるからです。
鼻腔や髪、髭などにも臭いがつきますが、体についた腐臭は入浴してもなかなか取れません。
特に慣れないうちは、体に染みついた臭いで現場の光景を思い出してしまい、夢に出てくることもあります。」
〜終
・・・結論から言うと、衣服やカラダについたニオイが取れないというのはデマだと思います(少なくとも私の経験では)。
たしかにカラダや衣服などにニオイは付くものの、カラダを洗えば取れますし、洗濯をすれば服に付いたニオイも取れます。
冷静に考えてみれば、衣服や身体についた死臭を取れないのに部屋についたニオイは消臭できるの？という疑問にも繋がるので矛盾しているのですが、その頃の私を含め多くの方は確かめようがないのでこのような誤った情報を信じてしまうのでしょう。
終わりに
今回は、自分の仕事でもある特殊清掃について調べている時に、気になる記事を見つけたので書いてみました。
特殊清掃だけに限らず、インターネットで検索すれば沢山の情報を調べられる便利な世の中ではありますが、間違っている情報がまるで本当のことのように出回ったりもしています。
そうした情報を鵜呑みにせず、正しい情報か誤った情報かをしっかりと見極めながら勉強していこうと思います。
札幌市近郊（江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏）はお見積りは無料です。
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