こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

8月はブログ更新が滞っており大変申し訳ございません。

孤独死現場、自殺現場、灯油漏洩現場、ゴミ部屋片づけなど・・・いろいろと作業はさせて頂いております。

北海道各地を飛び回ることも増え、現場に出ることも多く、パソコンをいじる作業も減っているので改善しないといけないと思う今日この頃でございます・・・。

今月はWEBを見てお問合せ頂くよりも同業他社様や過去のご依頼者様のご紹介で成約するご依頼が多く嬉しい悲鳴でございます。

・・・とこんなことを書いてしまうと「忙しそうだから他の会社に頼もう」と思ってしまうというパターンが過去にありましたが、9月に作業を行うようのであれば全く問題ありませんのでお見積りのご依頼は大歓迎です。

札幌市北区の孤独死遺品整理

札幌市北区の一軒家で死後数日で発見されたお宅のご依頼を受けました。

亡くなられた方は周囲の方も常日頃から気をかけてくださっていたようで、「数日姿が見えない」ということで近所の方が警察に通報してくれて早期発見に繋がったそうです。

見積もり時に若干、死臭は残っていましたが数日で換気していたら無くなるようなレベルでした。

特に特殊清掃をしなくても大丈夫でしたので、今回は不幸中の幸いで早期発見に繋がり大事に至らずに済んだ例です。

賃貸物件ですので原状回復を含めるとただの遺品整理よりも数倍お金がかかってしまいます。

家財の物量や汚染状態により作業困難度や作業日数がかかりますから50万円~100万円近くはかかるのが一般的です。

遠方の遺品整理は身体的・肉体的負担が大きい!

ご依頼者様は岩内町にお住いのH様からで「最初は自分たちで遺品整理をしようと思ったけど荷物の量と分別の仕方がわからないのでプロにお願いしたい」ということで弊社へのご依頼となりました。

車庫一つ片づけるにも慣れないと結構大変です。

ご予算が合うようでしたら仕事の休みの日に片づけるよりも時間と肉体的、精神的負担が減ります。


慣れないことをすることで自分の体に支障があって健康を害しては元も子もありません。

昔は親族で遺品整理をすることが基本だったのですが、現在では廃棄方法の変化などもありますから後ろめたいことはありませんのでプロに依頼することをお奨め致します。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、パソコンのCRTモニター、耐火金庫、廃灯油、大型家具、消火器、廃タイヤ、プロパンガス、漬物石、ブロック、蛍光灯、電池・・・どうやって捨てるか、どこに依頼するか?どれくらいお金がかかるか?

皆さん、すぐにわかりますか?

燃える、燃えない、危険物だけの仕分けだけではないのです。

また、弊社では買取も行っており、↓写真の丸い家具なども買取値引きをさせて頂きました。

※弊社はリサイクルショップを営んでいるわけではないので買取のみの出張査定などは行っておりませんので予めご了承下さい。

貴重品なども探し出すのが遺品整理業者

今回のご依頼では必要書類の探索がメインでした。

それ以外は指輪など貴金属も出てきました。
金買取業者さんに持って行けば数万円になります。


これらをポッケする業者があまりにも多いのでお気を付け下さい。

また、小銭、記念コイン、切手、はがき、イミテーションですがアクセサリーなども出てきました。

これらはご依頼者様にお返ししております。

H様からブログ写真掲載許可を頂いたのでお返ししているところを撮らせて頂きました。
ご協力ありがとうございました。
また、弊社スタッフへの気遣いでお菓子まで頂き、この場を借りて御礼申し上げます。


こうしても、「どうせ見えないところで盗難しているんだろ?」と思う方もいるでしょうが、近年のSNSの発展から社員やスタッフからの内部告発で信頼を失ってしまう企業が多いです。

一昔前はそういった発信の場がなかったので「バレなきゃOK」という風潮があったかもしれませんが、そうはいかない時代です。

信頼の積み重ねは地道に長い時間がかかりますが、信頼を失うのは一瞬です。

同業他社の噂も案外聞こえてきて「あそこの〇〇の社長は遺品整理現場から金目の物を現場から盗っていく」なんてこともチラホラ・・・。

トップの姿勢は部下にも伝わるもので、そういった社長の元では現場スタッフが遺品の盗難が続発しても致し方ないでしょうし、そういう風聞、噂がたつだけで企業イメージが悪くなるものです。

「人の口に戸は立てられない」とは昔の人はよく言ったものです。

『遺品はゴミ』ではないという言葉は正しくもあり、正しくない

「遺品」という分類の廃棄物の種類がないので法律的にはゴミ扱いとなってしまいます。

遺品整理業者としては『遺品はゴミではない』という言葉を使いたいところですが、本人にとってはゴミではないかもしれませんが、必要ないと感じればいくら思い入れがあっても廃棄物となってしまいます。

(※ご遺族様に何か遺せる物や伝えたい物があれば事前にヒアリングしていますのでそういった物は当然廃棄しないことは大前提のお話です。)

廃棄方法はゴミ収集車(パッカー車)を札幌市環境事業公社さんに事前予約して積込、圧縮し、清掃工場に持ち込んでもらい廃棄を行っております。

不法投棄の心配もありませんのでご安心下さい。

こういった写真掲載を続けることも信頼の構築のためで、最近では廃棄方法を説明しなくても「ブログで読んだのでお任せします」と言って下さる方も増え、地道な活動が功を奏していることを実感します。


「遺品はゴミではない、資源だ!」という信念のもと『リユース目的』で買取金額分を業者が依頼者に支払ってトラックに積んで行くのはOKですが、搬出費・作業代などの何らかの名目で買取金額よりも多くご依頼者がお金を支払う場合はリユース目的ではなく、『廃棄目的』なので違法性が高いです。

リサイクルショップ・海外輸出を運営している企業、格安をうたう企業はこの傾向が非常に強く違法性が高いです。

リサイクルショップの前や敷地裏、駐車場などに”明らかな廃棄品”が積んであったり産廃カゴが置いてあるお店はかなり怪しいです・・・って言うかクロですね!

あと、札幌市の不用品処分業者で「トラック積み放題パック」と書いているにも関わらず、「札幌市環境事業公社と連携しています」とHPに記載している企業が数社見受けられますが、これは何も知らない素人を騙そうとする悪質な掲載方法で、法律違反を言われたときに誤魔化すための誠意のない企業ですので十分ご注意下さい。

札幌市環境事業公社さんの利用履歴と帳簿を照らし合わせたりすればすぐにわかることですので姑息な手を使わないことをお奨め致します。

これは何が問題かと言うと、廃棄物許可の違法性がありどのように処分しているか不透明というだけでなく、「廃棄する」と言って実際には廃棄せずに、リサイクル品として売買して売れた場合は仕入れが発生せずに利益だけが出るというとても”おいしい行為”なのです。

仕入れが発生しないので台帳的には降って沸いたお金なので帳簿につけずに税金を払わない業者、個人事業主も多いことが予想されます・・・。

なかなかこの業界に身を置いていないとわからないことも多く、WEBだけではわからないことが多いのが実際で、結局料金が安い、他社より安くしますなどといううたい文句にひっかかってしまうことも多いです。

結果として、安く済んだからよかったということもあるでしょうが、どのように遺品を廃棄しているのか?

私が依頼者ならトラックに積んで持って行かれてはどのように処理しているのか大変不安です。

モラルの低い業者、知識のない業者が多いのも残念ながら事実です。

どこを選ぶかは人それぞれ

こればっかりはいくら言ったところでご予算や相性、ご縁などがあります。

不透明な部分も多い業界ですのであとで「騙された!」ということが無いようにして頂きたいと願っております。

孤独死や自殺現場の片付けなどは心の準備をしている人は稀で、急に警察から連絡が来たりすることで業者を探すことが大半です。

ゆっくり、じっくりと選ぶことは出来ないかもしれませんが、せめて「会社概要」、「代表挨拶」、「ブログ」、「加盟団体」などは一通り目を通して頂きたいと思います。

電話やメールでの相談は無料です。

必ずしも弊社にご依頼頂かなくても結構ですので、お気軽にお問合せ下さい。

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