こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

今月はかなり忙しくさせて頂いておりブログ更新頻度が落ちていること、誠に申し訳ございません。

◎「特殊清掃・家財整理専門店リライブル

◎「リライブルの遺品整理

この二つのサイトは比較的更新しておりますのでお時間がありましたらご訪問下さい。

弊社のヘビーリピーターK様が・・・

某日、苫小牧市で特殊清掃作業中に札幌市の保健課のN様からフリーダイヤルに着信があり、受けてみると「Kさんがよく御社に依頼をしていると聞いていたので連絡してみたんですが先週金曜日から連絡が付かなくなっていまして・・・何か知っていたら教えて欲しいのですが・・・」とのこと。

Kさんは弊社のヘビーリピーターで弊社の岸野が担当させて頂いておりました。

「睡眠薬(?)をよく服用していてロレツが回らないこともあったし、Kさんは一人暮らしなので警察に連絡したほうがいいと思います。」とお話をしました。

1年前にKさんから「母親の遺品整理を行って欲しい」という連絡を受けてからのお付き合いで、本人も片付けが苦手だったので清掃をしたり、ごみの片づけに行ったりと頻繁に訪問していました・・・。

精神科の薬を飲んでいたのは知っていたのですが、日に日にやばくなっていったのは素人目にもわかりました。

そして、残念な出来事となってしまいました・・・。

検死を行っていないので死因は不明ですが、事件性はないだろうということでした。

近所の人も最近見ないということで気になっていたそうで、連絡が付かなくなってから4日目の発見となりました。

ご遺体は腐敗が進んでいなく普通の状態だったのが不幸中の幸いだったと思います。

弊社にゆかりのある方が亡くなってしまうのは大変哀しいことではありますが、Kさんのご冥福を弊社スタッフ一同、心よりお祈り致します。

孤独死、親族がいない場合

実は今回のお亡くなりになったKさんは”資産家”でした。

奥さんや子ども、兄弟がいるという話は聞いたことがないので多大な遺産は恐らく国家(財務省)に没収されてしまいます。

ここら辺を詳しく説明したサイトもあるのでそちらをご覧頂きたいのですが、”相続されない遺産”が年々増えていることは確かで年間400億円以上になるとかならないとか・・・。

遺言書が発見されれば寄付や遺贈ということになり別ですが、そんなことをしている感じもありませんでした。

いずれにしても相続人がいなければ1年近くは財産や自宅は手つかずになってしまうので色々と面倒なことです・・・。

「後見人制度」も悪いことをする人がいて生前から横領してしまう不埒な人がいたり、改竄してしまう輩も居たりと・・・お金が絡むと人が変わってしまうのが悲しいものです。

心のバランスを崩すと生活が荒れてしまう

最初にKさんから遺品整理を依頼されたときのことを思い出しますと、亡くなったお母さまのご遺品をなかなか片づけることが出来ず、困っていたという状況が思い出されます。

母一人、子一人で生活していたので喪失感はいかばかりだったことか・・・。

核家族化の影響でそういった家庭が増えているのも現代の問題ですが、身近な人が亡くなり一人になってしまう。

死別、離婚などの別れがきっかけで無気力化セルフネグレクト化(自己放任)しゴミ部屋化してしまうことが往々にしてございます。

Kさんはお金があったので我々のような業者に依頼して片づけてもらうことが出来ましたが、低収入だとそう頻繁に依頼は出来ないでしょう。

晩年にはトイレや廊下もおしっこで汚れたりとおかしな場面がありました。
(おそらく服用していた薬の影響かと思います)

人間は心のバランスが崩れてしまうと、大変なことになってしまいます。

Kさんは母親を亡くしたことにより、炊事・洗濯・掃除などの家事のことは勿論、お金の管理もしなくてはならなくなりましたが、億単位のお金が入ってきてしまったことも精神状態を悪化させた原因かもしれません・・・。

不意に大金が舞い込んでしまったら?

お金が無いよりは有ったほうが「便利」ですが、それが「幸せ」に直結するかどうかはわかりません。

お金がなくても家族で仲良く暮らす方が幸せかもしれませんし、お金がいくらあっても家族もいなく一人で寂しく死んでいくのが幸せなのか?

・・・は人それぞれの価値観ですから私には判断が付きません。

個人的に思うことは『お金は自分の器、身の丈に合った分だけあればよい』という風に考えています。

宝くじやギャンブル、保険金、遺産などで大金がいきなり舞い込んできて人生が狂ってしまう人も多いようです。

そうなると自分で稼いだお金ではないので価値観がいきなり変わってしまうようです。

仕事をするのも馬鹿らしくなったり、配偶者・親族と揉めてしまったり、金遣いが荒くなったり・・・。

ですから、いきなり大金が舞い込むようなことは傍からみると”幸福”かもしれませんが長い目で見れば”不幸”なことかもしれません。

遺品整理業でも、現場から大金が見つかることがあります。

これは自分で稼いだお金ではありませんのでご遺族様にお返し致しますが、それを盗んでしまう不届きな業者がいることも確かです。

そういった業者はいずれ天罰が下されるでしょう。

ヤマトホールディングスの不正

不誠実繋がりのお話でヤマトホールディングスで引っ越し料金の法人客に対する過大請求が発覚した問題で顧客離れが進んでいると8/24北海道新聞の記事に掲載されていました。

ヤマトさんのように超有名企業で大企業で長い年月をかけて信頼を築き上げても、結局こういう信頼を失うことが一つでも起きてしまうと取り替えしのつかない事態に発展してしまいます。

起業当初の理念は大企業になればなるほど継続していくことが難しいのでしょう。
まさに「創業は易く、守成は難し」です。

この語源について説明すると・・・

唐の太宗はかつて「国を造ることと国を守ることでは、どちらが難しいと思うか?」と家臣に尋ねた。

房玄齢は「秩序の定まらない時から群雄割拠し、戦いに勝利した者のみが相手を従えることが出来ました。国を造ることの方が難しいでしょう」と答えた。

一方、魏微は「昔から帝王は苦難の末に天下を得ますが、安逸に流れて怠けてしまい、天下を失っています。国を守ることが難しいでしょう」と答えた。

それを聞いた太宗は「房玄齢は私と一緒に天下を取り、何度も危ない目にあいながらも、かろうじて生き延びてきた。だから国を造ることの難しさを知っている。魏微は私と一緒に世の中を治め、おごりが富貴を生じさせ、世の乱れや動乱が物事をおろそかにする心から生まれることを恐れている。だから国を守ることの難しさを知っている。しかし、国を造る難しさはすでに去った。国を守ることの難しさはこれから諸君たちと共に慎んでいきたい」と言った。
これは国だけでなく、企業も同様で創業期を乗り越える大変さもありますが、繁栄し永らえることの難しさを戒める言葉です。

リライブル㈱の”志”

弊社としては遺品整理や生前整理、特殊清掃をさせて頂くにあたりお宅に訪問し作業をさせて頂く業者は『信頼が第一』と考えております。

また、大半のご依頼者様は家の鍵を預けて頂き作業をさせて頂くことが多いです。

人間がすることですので間違いが100%ないとは言えませんが、信頼して頂けるように発見した貴重品返却している写真掲載やスタッフへの指導は行っております。

また、見積もりの際に弊社社員やスタッフを見て頂いて『胡散臭い!』『金盗みそう・・・』と思ったらご依頼頂かなくて結構です!

胡散臭いことをしている人間はどこかそういった雰囲気を感じるものです。

弊社ではお互いに信頼関係が大切だと思っておりますのでお任せ頂けるようであれば誠意を込めてお仕事をさせて頂きます。

北海道ナンバーワン特殊清掃会社を目指す弊社としては、売上や規模だけではなく信頼感を第一に「リライブルに任せておけば大丈夫!」と言われるように精進して参ります。

孤独死現場の片付け、ゴミ部屋の片づけなどの特殊清掃

遺品整理、生前整理などの片付けの家財整理

いずれもご相談は無料です。

お気軽に下記までご連絡下さい。

【運営会社】
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920