北海道 特殊清掃.ASIA の久保田です。

前回のブログに引き続き「除菌マイスター・孤独死脱臭マイスターを取得しに東京へ!」の後編(2日目)を書いていこうと思います。

初日のセミナーが終わり、その後の懇親会を終えて、予約しているホテルにチェックインすると、お部屋の中でこんなものを見つけました。

油性ペンも落とせるシャワー?

上の写真はシャワー室内で撮影したのですが、ホテルの部屋の中に入ると大きなTVがあり、このシャワーヘッドの説明CMみたいのが流れていました。

「水だけで油性ペンが落ちるの?」とも思ってインターネットでも調べてみるとどうやら本当に落ちるそう。

実際に試してみたい!・・・とも思ったのですが、マジックを持っておらず、もう一度外に出るのも億劫だったので油性ペンも落とせるシャワーで一日の疲れを洗い流して寝床につきました。

どうやら<ミラブル>という商品名のようで、ウルトラファインバブルという細かい気泡が毛穴やシワに入り、汚れを落としてくれるというものらしいです。

シャンプーなどを使わなくても、汚れを優しく落とすのでお肌が弱い方や赤ちゃんにも向いており、女性の方だと化粧落としに最適だそうです。

使い方次第では色々なことに効果がありそうな気になる道具でした。

孤独死脱臭マイスターは最前席で受講!

↑の写真に写っているのは特殊清掃業界では知らない方はいない?というくらい有名なマインドカンパニー合同会社の鷹田代表です。

※写真のスライドではガストーチがありますが、「さすがにこの方法はもう使っていない」ということで紹介されていました。

弊社の鈴木社長とも交流があり、東京方面での仕事のお問い合わせがあったときには鷹田代表にご紹介させて頂いたり、逆に北海道での仕事のお問い合わせがあった際には鷹田代表からご紹介頂いたりする仲です。

初日はセミナー開始時刻ギリギリの到着ということもあり、最前席がほとんど埋まっている状態だったのですが、2日目は運よく最前席が空いていたので1番前で受講させて頂くことにしました。

鷹田代表は、特殊清掃業界全体の技術・知識底上げのため!という想いで加盟されたということで、「今回は出し惜しみなく情報を公開します!」と、使っている洗剤や施工方法、防臭剤の配合比率に至るまで色々な情報を公開しておりました。
ここまで公開していいのかな?というくらい詳細まで公開していたので本当に驚きました。

賛否両論ありそうな部分ではありますが、「ニオイを消す」という部分では、とても効果が高そうな施工方法で「ここをあの薬剤に変えたらどうなるのか?」「不安な部分も解決できるのでは?」という閃きもあったので面白かったです。

損得勘定抜きに情報を公開することは大切なことですが、本当の意味で尽力出来る方は少ない気がします。

「真似する会社が増えるかもしれない」「そうなると仕事が減るかもしれない」色々なことが想定されますが、そんな中でも惜しみなく情報を公開していて本当に凄いなと感じました。

特殊清掃は技術や知識だけでは務まらない!

その他にも株式会社 リスクベネフィットの松林さんが特殊清掃の現場に関する講師を、同社の藤村さんが営業に関する講師を務めていたのですが、これまた刺激のある内容で興味深かったです。

特殊清掃・消臭のお仕事では、技術や知識・経験を高めることはとても大切ですが、大前提にご依頼者様には「身内の死」が付いて回るので、礼儀や作法・心遣いといった部分が足りていなければ、本当の意味でのご依頼者様の満足には繋がりにくいと思います。

その逆もしかりで、心遣いや礼儀・作法がどんなにしっかりしていても、技術や経験が伴わなければ良いサービスは提供できないので、特殊清掃・消臭を行う上ではその両方を高めることが大切です。

お二方のお話を聞いて、自分のお見積り方法や仕事に対する気構えを見直すことが出来たと思うので収穫になりました。

おわりに


北海道の大地で特殊清掃に携わらせていただいて4年目になりますが、数年前、私がこの業界に入ろうと特殊清掃の求人を探していた時にも、HPを拝見したことのある会社さんも来ていたので、なんだかとても新鮮でした。

今回は除菌マイスター・孤独死脱臭マイスター取得のため、北海道から東京まで足を運んでセミナーに参加させていただきましたが、特殊清掃業界の最前線で仕事をされてきた色々な方々と実際にお会いでき、とても貴重な機会を頂いたことに改めて感謝です。

今回学んだことを社内で共有し、今後のサービスの質をさらに高めていこうと思います。

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