北海道 特殊清掃.ASIAの久保田です。

みなさま、新年明けましておめでとうございます。

今年も宜しくお願い致します!

1月になってもこんなに雪が少ないのは初めてかも?と思っていたら、「今シーズンの雪の少なさは約40年ぶり!」というニュースが流れていました。

札幌はアスファルトが出ている状態で、もしかしたらこのまま春が来てしまうのでは?と感じられるほどです。

暖冬暖冬と毎年言われているのが、一概に地球温暖化の影響とは言えないと思いつつも、最近の自然災害や各地の異常気象を見ていると地球の環境の変化を感じざるをえません。

永久凍土の氷が溶ける量も年々上がり続けており、現在では10年前に比べて年間3倍以上(2,000億トン以上)もの氷が失われているそうです。

環境問題は個人1人1人が考えることも大切ですが、現実的ではありません。

世界規模での「ガソリン車を禁止!」とかだけでなく、二酸化炭素を排出しないエネルギー供給方法が必要になってきています。

ペットの多頭飼育崩壊は心が痛みます

話が逸れてしまいましたが、リライブルでは1月6日から営業を開始させて頂いており、ペットの多頭飼育崩壊に伴うお片付け孤独死に伴うお見積もり、登別方面での特殊清掃など、新年から色々なお問い合わせをいただいております。

特殊清掃員として色々なお仕事を行わせていただく中でも、個人的にペット系の業務はいつも心が痛みます。

たびたびテレビで取り上げられる猫屋敷や犬屋敷を観ていると、飼い主の無責任やだらし無さを感じることが多く、画面だけでは伝わりにくい悪臭や生活環境の悪さなどを想像すると、猫や犬が不憫でなりません。

複数のペットを飼う場合は不妊去勢手術が必要になるのは言うまでもありませんが、それを知らずにペットを飼う方もいるというので驚きです。

TVで取り上げられるようなペット屋敷はごく一部で、世の中にはさらに悲惨な状態のペット屋敷が沢山あると思います。

ペット屋敷のような状態のまま飼い主が孤独死してしまい、長期間気づかれずに放置された場合はどういうことが起こるか・・・

ペットを飼う場合は、自分の死後のことまで考えて飼わなければいけないと思います。

そもそもペット多頭飼育崩壊とは?

多頭飼育崩壊はネコや犬などのペットが過剰に繁殖し、適切に飼育できなくなるほど増えてしまい、飼い主の生活が破綻することを指します。

どこまでいったら多頭飼育崩壊かの基準は難しいですが、猫や犬もしっかり世話ができていればほとんどニオイも無いので、個人的には近隣まで悪臭が広がっていればすでに飼育崩壊だと思います。

私は以前にも、北海道内のとある市営住宅にて、猫が増え過ぎて面倒を見切れなくなった飼い主が子猫数匹だけ連れて残りの数十匹を長期間放置したお部屋の片付けを行いましたが、かなり悲惨な状態でした。

ここまでいくと、もはや極悪非道な犯罪です。

ペット屋敷を放置・・・そんなことが他にもあり得るのか?気になってインターネットで調べてみると、悲しいことに全国各地で色々な事例が出てきました。

どうやら2016年に環境省が全国の自治体を対象に実施した調査では、ペットの飼育で生活環境が損なわれていると近隣住民から複数の通報があった事例は約2200件。

このうち、多頭飼育の目安とされる10匹以上が約3割で、50匹以上も100件を超えていたそうです。

終わりに

インターネットで【飼いやすいペットランキング】を調べると、上位に猫があがっていることが多いですが、悲しいことに私たち特殊清掃員がお片付けさせて頂くことが多いのも猫屋敷です。

しつけ、ペットの餌代、水道光熱費、トイレ掃除、病院代などなど。

これから猫を飼うのをお考えの方は、あくまでもペットの中では飼いやすい・・・というだけで、生き物を飼うということ自体が大変なことだということを改めて認識していただけると幸いです。

無ければ無いに越したことはありませんが、「色々なところに相談したけど断られてしまった」

「自分では手がつけられなくなり、どうすればいいかわからない」という方はリライブルまでご連絡下さい。

新年早々少し暗めのお話になってしまい申し訳ありませんが、今年もよろしくお願い致します!

札幌市近郊(江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏)はお見積りは無料です。
灯油漏れ
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