こんにちは、特殊清掃.ASIAの久保田です。
題名にもあるとおり、旭川市で引っ越し整理（生前整理）を行わせて頂きました。
旭川市に限らずご予算と日程都合さえ合えば北海道全域対応しております。
遠方になると高速道路代、燃料代などの出張料が道央圏内より高くなってしまうのを承知の上で地元業者ではなく弊社にご依頼して頂けることも少なくありません。
今回は、弊社も合わせて３社以上での”相見積もり”ということで、弊社のお見積りを算出させて頂いた上で他社様の金額をお聞きしてみると、その中には弊社の算出金額の半額近い業者さんも・・・。
正直のところ、「弊社では、廃棄物の量を考えるとどうしてもこの金額が限界・・・」と諦めモードで旭川市をあとにしたのですが、しばらく経ってからご依頼の正式な連絡を頂きました。
ご依頼並びにブログ掲載の許可を下さったY様、この度は誠に有難う御座いました。
旭川市内で行う家財整理の特徴・印象
旭川市は、日本国内で最も低い気温である氷点下４１℃を記録した街で有名です。
当日についても気温が低く、旭川市に向かう高速道路ではホワイトアウト状態のところが幾度かありました。
なぜか遠出になるとほぼ100％近い確率で天気が悪くなるというジンクスがあります・・・。
今回のご依頼内容は、Y様の親御さんが施設へ引越すとのことでそれに合わせて不用品を廃棄したいということでした。
物置スペースには暖房用の灯油タンクと沢山の灯油がありました（寒い地域ではよく見る光景です）。
弊社スタッフ４名で旭川市の分別項目にのっとって仕分け分別を行っていきます。
衣類やバッグ等、リサイクル可能品や海外輸出可能な品をしっかりと仕分けしていきます。
このひと手間が廃棄料金の削減になり、資源品やリユース品の循環にも繋がります。
若干ですが、作業前に買取査定をした物とは別に、仕分け後に出てきた食器や雑貨などは数千円ですが買取をさせて頂きました。
全て廃棄するだけ・・・というだけではなく、「なるべく誰かに使ってほしい！」という方は意外に沢山いらっしゃいます。
弊社では基本的にリユース・リサイクルに努めるようにしておりますが、「何も残したくないので全て廃棄でお願いします！」という場合はお見積り時にお伝えいただければ対応可能です。
ご依頼者様それぞれに都合があるかと思いますので、その際は気兼ねなくお申し付け下さい。
共用部で小便被害！？
作業中、ふと共用部廊下の壁に目をやるとこんな張り紙がありました。
私も一瞬「え！？」と思いましたが、集合住宅では意外にこういう張り紙をよく見ます。
以前、旭川のBeクリーン様で現場研修をさせて頂いた際にも、似たような事件があり、消臭対応した記憶が蘇りました。
その時はエレベーター内の張り紙で便が拭われていました汗
どういう人がどういうキッカケでこのような行為に走ってしまうのか・・・
自宅の扉前まで小便を我慢してきた子供が扉の前でカギを忘れたことに気づき、我慢できずに・・・とか？
搬出作業中のエレベーターの中でそんな仮説をイメージしながらの生前整理となりました。
ちょっと、どうでもいい話をしてしまいましたが・・・
全ての廃棄する家財を部屋から運びだしました。
↑ 写真に写っている段ボール等はご依頼者様の持ち帰り品になります。
廃棄品の運搬については、旭川市での家財整理の際にいつもお世話になっている丸忠北都清掃様（一廃許可業者）にご協力頂きました。
予想外のことがあっても、いつも臨機応変に対応して下さり、本当に有難く感じております。
搬出・廃棄作業完了後は、埃払い＆掃除機掛けを行った上でY様に立ち合い確認をして頂き、ご精算という流れでした
有難いことに、Y様から「本当に助かりました！有難う御座いました！」というお言葉を頂くことができ、大変清々しい気持ちで帰路につくことができました。
引越し難民も問題ですが、引越しに伴う不用品処分難民にならないように！
引越しシーズンということで、弊社でも引越しに伴う家財整理が増加中です。
仕事を終えて帰宅すると、自宅ポストに引越し屋さんや不用品処分のチラシが入ってることが増えてきました。
残念ながらそのチラシの中には、違法にあたる＜軽トラパック＞も見かけます。
「軽トラパック３万円！」と書いてあり、”産業廃棄物収集運搬第○○○○号”と記載してあります。
一般家庭のご不用品（家財品）は、産廃許可では自社トラックに積載して運搬してはいけません。
そのような正しい知識をお持ちのご依頼者様はまだまだ少ないということもあり、こうした違法業者が後を絶ちません。
本来は不用品の回収は各地方自治体が行わなくてはならないことなのですが実際には手が回らないため、こうした隙間にグレーゾーン、法の拡大解釈（都合の良い解釈）で行っている業者が多いのです。
ですから、行政も見て見ぬふり、不法投棄や金銭トラブルがあれば警察が動きますが余程目に余る行為でないと動きません。
逆転の発想でいえば、そうした違法業者さんが多いからなのか、「正規の廃棄方法で対応しているリライブルさんにお願いしたい！」と仰って下さるご依頼者様も多いので、最近はそれが逆にやりがいになったりもします。
″お引越し″と合わせて「ご不用品を廃棄したい！」お考えの方は、廃棄業者さんの予約が取りにくくなってくることが予想されるので、早め早めのご相談をお勧めします。
コンビニ感覚で軽く考えている方も多いですが、違法業者なら24時間・年中無休、すぐ対応ですが正規に廃棄となると段取りがありますのでご注意ください！
急いでいたり、焦っていると正常な判断が出来ませんし、予想外の高額請求された、約束していた日に来ないなどいい加減な業者とのトラブルも多く起こるシーズンです。
一般の方もよく勉強して頂いて、良い業者と悪い業者の判断が付くようになるといいですね。
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