こんにちは、特殊清.ASIAです。

今日は札幌市中央区で消臭作業でした。

清掃会社さんからのご依頼で孤独死現場の壁紙や床のクッションフロアを剥がしたので消臭をして欲しいとのことでした。
契約ではあくまでも消臭作業のみなので格安作業です。

まだ清掃しないといけない箇所が残っていたのですが、こういったところが美装会社と特殊清掃会社の差です。
出来ることなら最初から当社に依頼して頂いたほうが効率的なのですが、どこに頼んだらわからないという場合もありますから致し方ありません。

大体、『特殊清掃』という言葉自体を知らない人のほうが多いでしょうからね。

特殊清掃と美装会社の違い

いつものように消臭剤を散布します。
匂いの種類によってPH値が違うので匂いに合った消臭剤をチョイスします。

フォグマスターという噴霧器を使用し7ミクロンの細かい粒子で噴出します。
白いモヤみたいな物が見えますか?これが消臭剤です。

フォグマスター リライブル
そうすることでボードへの吸着、浸透が早く済みます。

加圧式の噴霧器や電池式の噴霧器では水滴の粒子が大きかったり噴霧するパワーが弱いので壁に染み込まずべた~と流れてしまうので特殊清掃会社ではこういった専用器具を使用します。

欠点はちょっとウルサイということです。

あと、よくこのフォグマスターをもって防護服を着て、マスク着用をしている写真をよく見ますが、それが何となく特殊清掃をしている風だからでしょうね。

ちなみに現在多様している消臭剤は人体に悪影響がないので臭気が強い現場以外はマスクは着用せず噴霧しております。

その後、オゾン脱臭機を1時間程度稼働させます。
消臭 リライブル
1ルームなのでこの程度の時間で大丈夫です。

よくオゾンは出せば出すほど良いと思っている業者さんもいるようですが、あまりオゾンを大量に発生させるとオゾニドという分解しにくい物質に変化し逆に匂いが取れなくなってしまいます。(私自身がオゾンを発生し過ぎて失敗した過去があるので同業者様もご注意ください。)

部屋の匂いの取れ具合を確認しながら、換気を繰り返しながら作業を行います。

そして、オゾン(O3)を出した後は、酸素(O2)とOに分離させるために大量の風を室内に送り科学反応を即します。

この一つのOが匂いを除去してくれるという仕組みらしいです。

科学的にはそういうことらしいですが、目に見えるわけではないのであくまでも”そうらしい”としか言えません。
理論的にはよくわからなくても、匂いは取れていますのでご安心下さい(笑)

更に当社では強力な送風機を使用しています。

これを使う業者さんと使わない業者さんがいますが、送風機を使用しない場合はオゾンは空気よりも重いので脚立などを利用して高いところに設置することが多いです。
しかし、送風機を使用することで満遍なく早く部屋の隅々までオゾンを送ることが出来るので平地でも問題なしです。

さらに、送風機を使用する利点は換気の際にも早く空気の入れ替えが済むので役立ちます。

オゾン脱臭は万能ではありませんが、減臭の効果が高く、あらゆるシーンで活躍しております。

匂いでお悩みの方はご相談下さい。

身近なペット臭、たばこ臭、加齢臭
特殊な火災現場消臭、スス消臭、灯油臭などご相談下さい。

当社ブログは同業者さんもよく見ているでようなので興味がある方でご質問があったらご連絡下さい。
0120-669-920

【運営会社】リライブル株式会社

こちらも随時ブログ更新しておりますので是非ご覧ください。