北海道 特殊清掃.ASIAの久保田です。
最近は灯油漏れ消臭に伴うお問い合わせの他にも、火災に伴うスス臭の消臭のお問い合わせも頂くようになってきました。
先日２月１４日にもバレンタインデームードが漂う中、札幌市南区の方で火災による犠牲者が出てしまいました。
火は１時間ほどで消し止められたそうですが、その部屋に住む女性は倒れていてすでに死亡している状態だったそうです。
死亡した火元の原因としては家電や電気の配線がショートしたことが原因とみられ、死因は一酸化炭素中毒ということで改めて火災の恐ろしさを感じさせられる結果となってしまいました。
弊社でも、年間を通して北海道内で沢山のゴミ屋敷をお片付け・清掃させていただいておりますが、火災発生のリスクを抱えているゴミ屋敷は結構沢山あります。
埃だらけでいつトラッキング現象が起こってもおかしくないコンセント、古い新聞紙や雑誌のあるゴミの上に溜められている大量のタバコの吸い殻、堆積したゴミの上に置かれた電気ヒーターなど・・・
ゴミ屋敷状態になってしまうと、ニオイの問題や虫の発生など近隣への悪影響を及ぼすリスクが高くなってしまいますが、その中でも1番迷惑をかけてしまうのは【火災】だと思います。
部屋に自分がいるタイミングで発火した場合は対処ができますが、不在のタイミングで発火してしまうと近隣の方の人命に関わります。
皆様も火の取り扱いには十分に気を付けて頂けると幸いです。
北海道の洗礼〜極寒の中のお掃除！
先日は札幌市東区にてゴミのお片付け後の窓清掃と床清掃を行わせて頂いたのですが、極寒の中でのお掃除で北海道の洗礼を受けました！
↓ 洗剤をかけた所からカッチコチに・・・
洗剤が凍る 窓清掃
窓に洗剤をかけると面白いくらいあっという間に凍ってしまってスクイジーが使い物になりませんでした汗
「洗剤が凍る寒さならどうやってお掃除するの？」と感じるかと思いますが、北海道でお掃除に携わる方たちは色々な方法を駆使してお掃除します。
室内をジェットヒーターで暖めたり、洗剤をあえて凍らせてスクレーパーで剥がしていったり、洗剤を凍らないように工夫したり等々・・・
丁度その頃、北海道のとある場所では氷点下36℃まで冷え込んでいるところもあり、北海道の中では暖かいと言われている札幌市でも氷点下20℃クラスの寒さになっていました。
窓のお掃除では定番のスクイジーという道具もこの寒さでは凍りにくい洗剤が無いと機能しないので、今回は下の写真にも写っているカッターのような刃が付いている窓用のスクレーパーを駆使して洗剤をあえて凍らせながらお掃除していきました。
窓清掃 スクレーパー
凍った洗剤がシャーベットのようにシャリシャリになっております。
この方法で窓をお掃除した経験は少ないのですが、上手くやればしっかり綺麗になってくれる画期的なお掃除法です。
今回は窓の他にも床のお掃除があったのですが、どちらかというと窓よりも床の方が苦戦してしまいました。
床については洗剤も凍る室温なので水や洗剤を撒いた所から凍結していき、まるでスケートリンクのようにツルッツルの状態になって危険でした汗
先ほどのスクレーパーで清掃する方法も使えないので、諦めて部屋を暖める方法にシフトしてお掃除していきました。
↓ お掃除後のクッションフロア
お掃除後のクッションフロア
元々がゴミ屋敷のような状態だったこともあり、床にはカーペットや色々な汚れが固着している状態でしたが無事に仕上げることができました。
極寒の地である北海道でのお掃除は常識はずれの寒さに苦労させられることもありますが、それを乗り越えて綺麗に仕上げられた時はなんとも言えない達成感があります。
洗剤が凍らない地域にいる方とお会いした時に、「窓掃除しているとこんな状態になるんですよ！」という話のタネになる写真も手に入ったので良かったです。
ゴミ屋敷でお悩みの方、ガスや水道が使えない状態でも電気さえ使わせていただける状態であればこの時期でもお掃除可能です。
札幌市近郊（江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏）はお見積りは無料です。
灯油漏れに伴う消臭やペットのニオイ（灯油臭、ボヤ、ゴミ部屋、糞尿臭）、ゴミを溜め込んでしまったお部屋のお片付け全般に関わることでお悩みの方は気兼ねなく下記までご連絡ください。
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