こんにちは、特殊清掃.ASIAです。
今日は札幌市西区でリフォーム前の清掃と消臭作業、札幌市北区の一軒家の生前整理見積、恵庭市の孤独死現場のお見積もりとちょっとハードな一日を過ごしておりました。
さて、以前にも特殊清掃では重要な箇所の掃除があるということを記載しましたが、今回も換気扇&換気口の掃除の模様から・・・。
なぜ、この部分の清掃が必要なのか?
油の汚れと死臭などの臭いが混じり合ってこびりついているのでココを綺麗にしないと消臭をしてもなんとなく臭ってしまいます。
空気の流れがあるところは特に清掃をきちんとしないと残臭が残ります。
自然に消えることもございますが、ご依頼主様からの期待に答えるにはベストを尽くしたいですよね!
簡易的な換気扇はこのように本体ごとガバッと取れるようになっていますのでなるべく取れる物はとって洗ったほうが効率も良いことは言うまでもありません。
今回は真ん中のフィンが固まっていって無理に取ろうとすると折れそうなのでやめました。
あと、建具などで忘れがちなのがカーテンレールです。
これも交換することが多いのですが、大家さんなどの要望によってはそのままのこともございます。
溜まっていた埃に死臭が付着することもございますの忘れずに拭き上げをしましょう。
そして、オゾン脱臭です。
今日の札幌は昨日雪が降ったこともあり寒かったのでストーブを付け、気温を20度近くまで上げて臭いを敢えて出すように設定しました。
逆に言うと寒いと臭いがコモってわかりにくいのです。
今後、北海道は気温が下がると気温と湿度の調整をしながら消臭作業を行わないといけません・・・。
自前でストーブと加湿器を用意するなど、けっこうこれが辛い作業なのです・・・。
今回の清掃&消臭作業でほぼ無臭に近い状態になりましたので、あとは壁紙と畳、CF貼りをすればまず臭いでのクレームは無い位の施工となりました。
この仕事をしているといつも思うのですが、生物は「死」からは絶対に逃れられません。
どこでどのように亡くなるのかは予測不明です。
人生の結末がこのような亡くなり方で本望だったのかはわかりませんが・・・。
超高齢化社会化と核家族化で孤立死は増えていくことが予想されています。
今後は孤立死をいかに減らすか、早期発見できるかが地域の課題となってきます。
実はこれは他人事ではないのです・・・。
いつ、隣人がこのような状況になるのかわかりません。
しかも、高齢者だけが孤独死、孤立死してしまうわけではありません。
まだ若くても一人暮らしの場合はこのような残念な事例が出てきます。
テレビやインターネットの世の中なので新聞など取らないという方も多いですが、実は新聞が郵便受けに溜まっていて、「変だな?」と思った方の通報で早期発見される場合もございます。
一月数千円ですので、是非、一人ぐらしの方(若くても)は新聞の定期購読をおすすめ致します!
※新聞屋さんから何かもらっているわけではありませんが本当の話です。
アパートやマンションで孤立死、孤独死が発生してしまった場合は是非ご相談下さい。
0120-669-920