自殺、他殺現場の片付け、清掃に関して
日本全国では毎年およそ3万人の方が自らの命を自らで絶っている状態です。
(行方不明・不審な事故死などを含めるともっと多いのかもしれませんが統計上のお話です。)
単純に1日の自殺者数を換算すると約82人が亡くなっている計算です。
この数を多く見るか少なく見るかは感じ方如何ですが、私は多いと思っています。
自殺方法はそれぞれですが、壮絶な状態で亡くなる方も少なからずいらっしゃいます。
お部屋を見て、「ご遺族、知人が掃除や片づけが出来るか?」と問われれば・・・かなり難しいことでしょう。
酷い時には精神的ショックで心的外傷後ストレス障害(Posttraumatic stress disorder 略してPTSD)になってしまう方もいらっしゃいます。
・掃除をするにもそれなりの専門道具が必要です。
・血や体液を拭いた物はどのように処理しますか?
・もし亡くなった方が感染症を患っていた場合、感染症の予防は出来ますか?
・消毒や消臭は出来ますか?道具や正しい知識はありますか?
・ハエやウジの処理は出来ますか?
もし、出来たとしても、ふとした時に壮絶な光景を思い出してしまうこともあるようです。
その後の生活に支障が出ないか心配です。
なるべくなら、当社のような専門業者にお任せください。
ご遺族やオーナー様でもお部屋に入室をされない方も多くいらっしゃいますが、それも正しい判断かと思います。
様々な理由はあれども、自分で命を絶たれてしまった方、また事件等に巻き込まれてしまった方にはご冥福をお祈りする以外ございません。
せめて最期は心を込めてお片づけやお掃除をさせて頂くことでご供養になるかと思っております。