生活保護受給者のゴミ屋敷化の社会問題について
ゴミ屋敷化するお宅を訪問するなかで比較的多いのが生活保護受給者、生活保護受給世帯。
若しくは低所得者が多い傾向があります。
これらは社会問題と発展しつつあります。
大阪府や東京都などではゴミ屋敷の片付を税金を使って処分して良いものかどうかと議論がありましたが、隣人にすると迷惑以外の何物でもありません。一刻も早く処分してほしいのが心情でしょう。
低所得者がゴミ屋敷もしくは汚部屋、整理整頓出来ない部屋になっていくのはわかる気がします。
こういったお部屋に住んでいる方は、「友人、親族、お客を招くことがない方」・・・部屋を綺麗にする必要がなく汚くても気にしない方が多いようです。
他人とのコミュニケーションが苦手で、仕事も低収入な仕事が多く、何らかの理由で退職、もしくは働けなくなり生活保護受給者に。
もともとコミュニケーション能力が低いので友人などの来訪も無いので部屋も汚いまま、一度、汚くなり始めるとどんどん汚くなっていく・・・。
また、その逆もあります。
職を失って、生活が立ち行かなくなって、生活保護受給。明るい兆しが見えなく自暴自棄になりセルフ・ネグレクト化(英語で直訳すると自分を無視するということです。)→ゴミが散乱・・・。
最悪は汚い部屋での自殺・・・
友人、知人の訪問がなく死後発見が遅れる孤独死、孤立死です。
これは遺族や大家さんなどに大変迷惑がかかってしまいます。
住環境が悪いと不思議とそういう雰囲気になってしまうものです。
綺麗なお部屋に住んでいて「死にたい」と思う方は精神疾患者などを除いて一般的には少ないでしょうが、自宅も汚く、収入も少なく、お金のことばかりを考えていると死にたくなるのでしょう。
平成27年1月7日時点の厚生労働省発表によると生活保護受給世帯は161万5240世帯、受給者は216万8393人、全体の約半数を占めるのが高齢者世帯だそうです。
年々増加傾向にあるようです。
不幸の連鎖はどこかで自分の意思で断ち切らないといけません!
部屋が汚いのであれば、綺麗にする努力をすることから始めましょう!
自分で出来ないようであれば、我々のようなプロに依頼することが第一歩です。
各地方自治体の保健士・訪問介護のケアマネージャー・精神科の地域連携室からのご相談も受けております。
まずは出来る事から始めましょう!!
【逆の例として高所得者の場合】
・仕事が忙し過ぎて朝のゴミ捨ての時間に捨てられないで部屋に溜まってしまった。
・ストレス発散のためにネットで購入した大量の買い物癖による物屋敷化(大量のブランド品の山)
・自炊する時間もなくコンビニ弁当などの容器が大量に溜まってしまった。
・上記の理由で部屋がゴミ屋敷化したのでゴミを溜めているだけの部屋とは別に違う部屋を借りていた方。
本当にゴミ屋敷化してしまう方もいるでしょうが、どちらかと言えば珍しい方ですし、金銭的余裕があるのでお金で解決出来ますからそれほど問題とは思えません。
※勿論、すべてのお宅・お客様ではありません。
パッと見て、「この人がゴミ屋敷の住人?」なんて思うふつ~うの人もいますから一概には言えないということもお断りしておきます。
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