北海道 特殊清掃.ASIA の久保田です。

10月に入り一気に肌寒くなってきました。

私は暑いよりも寒い方が好きなので、暑い夏が終わってこの時期になると冬が近づいてきた感じがして少し落ち着きます。

記憶に新しい北海道胆振東部地震があったのは2年前の9月でしたが、当時も同じくらいの気温だったと記憶しております。

あの地震は、私にとっても人生で初めてというレベルの大きな地震だったので鮮明に覚えていますが、北海道の多くの方々にとっても災害に対する意識を変えるほどの出来事だったと思います。

発電機やバッテリー、ストーブなどの防寒設備など、私もあの地震の後、災害に備えていくつか道具を購入しました。

【喉元過ぎれば熱さ忘れる】とはよく言ったもので、胆振東部地震から約2年が経ち、自分の中の防災意識が当時よりも少なからず低くなっているのも感じているので、また時間を作って防災について考えようと思います。

北海道の水害復旧マイスター

水害復旧マイスター 資料

水害復旧マイスター 資料

冒頭でご紹介させて頂いた地震や水害のお話しと通ずる話題になりますが、以前のブログに書かせて頂いた脱臭マイスターに引き続き、先日は【水害復旧マイスター】という資格を取得させて頂きました。

こちらの資格は、一般社団法人 日本除菌脱臭サービス協会さんが主催する講習会を受講することで取得できるのですが、今回は前回の脱臭マイスター同様にリモートでの講習会ということで、パソコンの前で約5時間に渡って水害復旧について勉強させて頂きました。

ここで言う【水害復旧】というのは、浸水した家屋の汚水や汚泥の撤去作業や洗浄作業、消臭・防カビ施工などを含めた原状回復までの復旧施工を指します。

水害復旧マイスターの資格さえ持っていれば水害復旧は完璧!!というほど水害復旧は簡単なものではなく、設備や知識は勿論のこと、実際の現場での経験等も必要になってきます。

復旧に至るまでの流れや復旧する際の注意事項など、今回の講習会を通して、自分が今までイメージ出来ていなかったようなお話も沢山教えて頂くことができたのがとても収穫でした。

カビの専門家のお話も・・・

今回、水害復旧マイスター講習会の中でも、個人的にとても興味深かったお話の1つが【水害後のカビ対策】についてのお話でした。

水害により、床下浸水や床上浸水が起きてしまうと、生活排水や下水など汚い水を含んだ水が家屋に入り込んでしまう為、水が引いた後にカビが大発生しやすいという問題が発生します。

カビの増加は水気(湿度)によるところも大きいのですが、カビにとって栄養となる有機物の影響や温度の関係など、他にも沢山の要因があることが多いです。

水害復旧は汚泥や汚水を回収後にリフォーム工事をして完了!という単純なものでは無く、建物やカビに関する知識を持った上で確実な現状復旧技術が求められます。

今回の講習会では、建築物のカビの分野を専門に活動されている株式会社ファインテックの方々が講師として招かれ、「カビ菌はどこに多くいるか?」「どんな食べ物がカビやすいか?」など、実際の写真や実験データなどを交えながらのお話で【カビ】への理解が深まりました。

【カビ】に対しても情熱をもって向き合われているのがとても印象的で、時間が過ぎるのがあっという間に感じました。

終わりに

日本では、ここ数年年間の台風本数が増加傾向にあり、記録的短時間大雨情報の発表回数もとても多くなってきております。

ニュース等を見ていても、「数十年に一度の◯◯」というような表現を耳にすることが増えたと感じている方も多いのではないでしょうか?

いったい地球はどうなってしまうのでしょうか・・・

災害は起きないに越したことは無いですが、万が一、北海道で水害が起きてしまった場合に正しい知識と設備を持って水害復旧作業を行えるよう、情熱をもって情報収集を続けようと思います。

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