こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

今日は先月行った札幌市東区の孤独死現場の清掃、消臭作業を行いました。
この現場はいつも懇意にさせて頂いている同業者さんのヘルプです。

片付け前はゴミ部屋状態だったのが幸いして床には体液などが染みていなかったのですが、水道管が凍結破裂(北海道ならではの現象)して水浸しになっていました。

そういった諸々の臭いも取る予定です。

特殊清掃というほどのことではないのですが、通常の清掃よりは臭いと汚れはハードです。
お風呂とトイレが一緒になっているのでシャワーを利用して水をバシャバシャと使い放題なのでまだ楽ですね。

汚トイレ 清掃前浴槽もこんな感じです。

汚風呂 清掃前
ご覧の通りカビと汚れが目立ちます。

清掃後・・・
因みに便座が割れていたので取り外して廃棄しましたので蓋もありません。
汚風呂 清掃後

この清掃をしている間に他スタッフが壁紙とCFを剥がして、その後消臭剤散布、オゾン脱臭という流れです。

黄色い機械がオゾン発生器、オレンジ色の機械が排送風機です。
オゾン脱臭の際は風力があったほうが部屋の隅々までオゾンが行き渡るので消臭効果が高いので利用しております。

孤独死 消臭作業
異臭の大半の原因となるお風呂とトイレがきれいになっているので臭いも簡単に消えました。

消臭作業の基本は臭いの源を清掃して綺麗にして、匂いの種類に合った消臭剤を散布、それからオゾン脱臭を行います。

機械のスイッチを押すだけなら誰でも出来ますが、大抵の現場では消臭と清掃はセットとなります。

ですから、清掃の技術が甘い、道具が無いなどであれば特殊清掃とは言えません。

北海道ではまだまだ特殊清掃を得意とする会社は少ないです。

そんな中で、一般社団法人・家財整理相談窓口の準会員として本日理事会で承認されました。

この団体はお金を払えば加盟出来る、申し込みをしたら加入できる団体ではなく、事務所に理事が面談に来て遺品整理に関する思いや特殊清掃の道具の整理具合などをチェックされてようやく加盟を許されます。

加盟企業はまだ全国で26業者と少ないですが、特殊清掃業界を牽引するオールスターの如く各地で活躍されている企業ばかりです。

今後とも技術向上をはかり、皆様のお役に立てるように精進して参りますのでよろしくお願い致します。

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