こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

久しぶりの更新です。
通常業務をこなしながら、HPを勉強しながらちょこちょこと手直ししたりしています。

それにしても、特殊清掃にしても遺品整理にしてもお問い合わせで「一体いくら位が相場?」という悩みが尽きないようです。
遺品整理とお金の話

未知の世界ですから当然のことですが、捨てる物が多いか少ないかだけでもないですし、大きい小さい、重い軽いなどもありますが、不用品処分に関しては色々とルールがあるのです。

それに伴って、特殊清掃の場合は作業の困難度や作業時間によって料金は変わってしまいます。

【業界裏話】

よく、「最安値を目指します!」とうたっている遺品整理の全国企業もありますが、実際には最低価格のみの提示でそれ以上の金額を提示されることは間違いありません。

例えば、『1L・4万円~』となっていますが、相当物がない状態なら可能ですが、リサイクル家電4品目の冷蔵庫、洗濯機、テレビを廃棄した場合はすでに1万円近くの法定費用がかかります。
あとは家具などの廃棄処分代で消えて、作業代(要は利益)は一体いくら残るの?って感じです。

さらにいうと大手さんの場合はコールセンターで電話受付だけをして各地の下請け業者に依頼をします。
10~30%近くの紹介料が下請け業者から入る仕組みになっています。

・・・ということは大抵の下請け業者さんはその紹介料分をお客様に負担してもらうわけです。

そうすると多少金額が高くなってしまいます。まぁどこの業界でもおんなじですけど。

「大手だから」、「広告をたくさん出しているから」、という理由で依頼をするのは避けましょうl。

必ず、2社~3社の相見積もりをとり、相場を自分で勉強してください。
大きく金額が変わる場合と、似たような金額になる場合があります。

・有名で大手さん(下請けに出すけど安心できそうなイメージ。)
・小さいけど地元で評判の会社(広告を出さなくてもクチコミで仕事はくるのでそれほど広告は出していない。)
・広告をよく出している会社(依頼がないから広告をたくさん出す、経験も少ない。)
・・・と違う種類の会社に見積もりを頼むのもいいかもしれません。

ただ、一概に金額が大きく変わっていたとしても、驚いてはいけません。
※ここがポイントです!!

『買取が出来る商品』が多くあるかによっても違いますし、その業者の得意分野の地域、作業内容、その会社の忙しい時期などによっても価格は全然違います。

金額も元々想定していた範囲内で、見積もり担当者が感じがよければ、相性もありますから決めてしまっても良いですけどね。
※見積担当者が現場も兼任するか確認を忘れずに!(作業員は教育レベルが低いが場合があります)

遺品整理は出来るけど、特殊清掃は得意じゃないという会社もたくさ~んございます。
遺品整理、特殊清掃、消臭作業と高レベルでできる業者を選定してください。

今日はこのへんにしておきましょう。
また裏話をします。