こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

北海道は台風7号の影響で各地に被害が出ているようですね。

先ほど、ニュースで見たのですが足寄町では川が氾濫したようです。(yahooニュースより)

本別町でも床下、床上浸水が生じたようで、これらはとても厄介な災害の一つです。

綺麗な水なら拭けばよいのですが、汚泥、砂利、ごみなどが混ざりとても非衛生的ですし、放置していれば臭くなってしまいます。

また、下水道が溢れ出て混ざることも当然ありますので雑菌の宝庫ですから身体が弱っているときは何からかの病気に感染しないように注意が必要です。

最低でもゴム手袋、マスクはして作業を行ってください。

まずは汚染されたものを廃棄しないといけませんが、木製家具などは水を含むと重くなります。
高齢者にはきつい作業ですし、街全体が災害にあうと廃棄業者も身動きが取れなくなるのでかなり厳しい状況です。

ただ、第一に汚染されて使用不可の家財道具をなんとかしないといけません!

床下、床上浸水の清掃対応

汚水の回収にはウエット用の掃除機が1万円前後でホームセンターで販売されています。
ウエット用掃除機 床下床上浸水

しかし、私も特殊清掃の使い捨て用に使用したことがあるのですが、何度か回収した汚水を捨てているうちにパッキンが甘くなって水が噴き出てしまうことが何度もあり、余計な手間がかかった記憶があります。

また、こういった市販レベルでは回収タンクの容量5~15Lと小さいのですぐに満杯になり結構面倒です。

ケルヒャーの高圧洗浄機も有効で、壁などの汚れはこれで落としてしまうのも早いです。
ご家庭で保有している方も多いのではないでしょうか?
ケルヒャー高圧洗浄機
(※この写真は当社が火災現場で使用している様子を転用しました。)

この二つの能力を併せ持った機械が当社では蔵王の”エクストラクター”という汚水を回収しながら、清水を噴出して綺麗にするという機械も保有しております。

エクストラクター基本的にはじゅーたん、カーペットの清掃で使用するのですが、業務用なのでこれだと効率が良いのです。
ただ、欠点は大きい、重い、高額ということです。

あとは水切りモップや糸モップ、大量の雑巾が必要となります。

床下、床上浸水の消臭

あとは清掃後に問題になるのが『ニオイ』です。

相手は水ですから全て取り除くことは難しいです。
オゾン脱臭機でにおいを緩和することが出来ますが、完璧0にすることは物質的に科学的には無理です。

ですが、何もしないで放置しているよりも効果は断然高いです。
また、オゾンには殺菌能力も備わっておりますので手の届かない場所、隙間などを『3D清掃』するには最適です。

OST法 パンサーと送風機

最後に確認事項

こういった言い方をすると罹災された方には失礼、尚且つ不謹慎かもしれませんが、日本は災害大国です。

この地で生きている以上、前を向いて災害に立ち向かっていかなくてはなりません!

3.11東北大地震のように原発問題が絡んでいないだけ儲けものと思っては如何でしょうか?

【保険金】

①床下床上浸水でお困りの方はまずは加入されている家財保険・火災保険などで保険金が下りるのか?

ご自身で保険会社さんに確認をしてみてください。

何らかの保険金が出る場合は下手に手を付けずに写真をすべて撮っておくことをお奨め致します。

【罹災証明書】

②役場で廃棄品に関して罹災証明書を発行してくれて、廃棄に関する特例があるのかもご確認下さい。

その際は廃棄代が無料だったり、仕分け不要、家の前に出しておけば回収してくれるなど措置があるかと思います。
(本州ではよくあるそうですが、北海道は少し遅れているので自治体によって対応が違うことはご了承下さい)

【清掃会社】

③上記二つの確認が済んだその後、我々のような特殊清掃会社にお問い合わせ下さい。
清掃だけなら美装会社でも対応してくれるかもしれませんが、消臭の技術、機械は持っていないと思います。
また、残念ながら今回罹災に遭われた地域で優秀な消臭会社を私は知りません。

もし、保険金が出るようなら全て自力で行うのは無理ですし体調を崩される恐れもございます。
専門家にご相談下さい。

足寄町、本別町の場合はすぐに対応できないかもしれませが、相談の価値はあると思います。

まずはご相談は下記フリーダイヤルまで
0120-669-920

運営会社:リライブル株式会社