こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

今日は札幌市白石区でいつも懇意にさせて頂いております管理会社様からの依頼でマンションの残置物撤去に伺いました。

詳細は申せませんが、男性の一人暮らしの割には綺麗でとても人様に迷惑をかけるような雰囲気ではありませんでした。

お部屋に置いてあった本なども多く、必要な物がシンプルに置かれていて好感さえもてるお部屋でした。

ただ、何があったのかは私は知りませんが、真新しい七輪ととてもBBQをするには相応しくない練炭が3個置いてありました。

練炭自殺
キャンプ用品が他には一切ありませんでしたから、すぐにおかしいなと思いました。

買い物袋は七輪がホームセンターの、練炭はドラッグストアだったので一緒に買うと怪しまれると思っての事でしょう。
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おそらく、用意周到に「練炭自殺」を考えていたと思われます。

自殺に関しては、色々な方法がありますが、他人に迷惑がかかるような方法はとてもおすすめ出来ません。
というか自殺自体をお奨めすることはできません・・・。

最悪の場合は、練炭自殺で全く関係の無い人が亡くなってしまった(巻き添え)こともございます。

借金苦、経済苦、健康苦、失恋・・・など死にたくなる理由は数えきれない位たくさんあるでしょうが、この世に生を受けたという事が天文学的な確率である上に生物学上の戦いに勝った”勝ち組”だということを再度確認して頂き、「死ぬ気になれば何でも出来る!」と前向きになれるように思考を変えましょう。

その第一歩はまずは第三者のその道のプロに相談をしましょう。

今はインターネットで簡単に検索できる時代です。
以前も掲載したことがありますが、こちらのブログもご覧下さい。
死と向き合う我々が成人式に思うこと・・・』

相談だけは無料だったり、案外悩んでいることが大したことではないと思えることもあります。

かくいう私もサラリーマン時代は何度も「このまま猛スピードで(車で)電柱に突っ込んでみようかな」と思ったこともありますが、生きていれば楽しいことを経験することが出来ます。

自殺現場の清掃をする機会も多くなってきましたから、わかりますが残されたご遺族の事を考えるととてもではないですが私は自殺は出来ません。

不老不死の人間がいないように、いずれ必ず人は死にます。
これはどんなに金持ちでもどんなに美人でもどんなに有名人でも平等に訪れることです。

どれくらい自分の余生があるのか分からないですから、なるべく精一杯生きてみようではありませんか!

それでも悲しいかな自殺現場の片付け・清掃は今後も無くなることはないでしょう。
身内でお困りの方にはせめて最期の片付けで嫌な思いをされないように業者選びは慎重にして下さい。

0120-669-920