こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

「ごみ屋敷(セルフ・ネグレクト)の特集をしたいので取材させて欲しい」と某地方TV局から連絡が来ましたが、弊社はテレビが大嫌いです。(何度かオファーが来ますが全て断っています)

あの上から目線の「取材してやってる感」が大嫌いです。

そしてこちらで頭を下げて依頼者に交渉して、OKを頂いてもな~んにもメリットがありません。

「宣伝効果になるんじゃないの?」と思う方もいるかもしれませんが、それで依頼数が増えるほどこの業界は甘くはありませんし、テレビのような”垂れ流しの情報”では全く意味がありません。

その放送される時間帯に依頼しようという人が見ているとは限りません(むしろ限りなく低い)

そして面白おかしく編集されることは目に見えています。

社会問題として放送するというには地方局の短時間の小コーナーで扱えるようなテーマでもありません。

過去にも嫌な目にあっているのでもう二度と出ません!

弊社が取材を受けないということはどこかの業者さんが受けると思いますが、どんな放送になるのかは見てみようと思います・・・。

産廃取得おめでとう!

え~、話題は変わりますが『産業廃棄物収集運搬事業許可(産廃)』を取得することが出来ました!

「あれ?今まで持っていなかったの?」

「無許可営業?モグリ業者?」

・・・と思う方もいるかもしれませんが、弊社で行う遺品整理・生前整理等は家庭から排出される不用品なので許可は「一般廃棄物収集運搬事業許可」(一廃)が必要で「産廃」の重要度は低いのです。

一応、誤解のないように説明しますが廃棄方法としては札幌市で唯一許可を持つ(財)札幌市環境事業公社さんや各地方自治体の許可を取った業者さんと連携してパッカー車を現地手配してきてもらっているので違法性は全くありません!

何か産廃処理が必要なものがあったときは産廃許可を持っている提携業者さんに持っていってもらっていたので自社で持つ必要はなかったのです。


敢えて言うなら「産廃をもっていると銀行から融資がおりやすい」という理由もあり取得したのです。

特に家財整理業社には特別な許可などが必要ないこともありますが、決算書も添付するので会社の透明性や会社経営が健全だということが認められたということも嬉しいことです。

あまりにも経営基盤が弱いと許可が下りないと思います。

それはそうですよね?

倒産しそうな危ない会社が不用品だけ回収するだけ回収して倒産したら処理が大変なことになりますから。

産廃を取るには?

因みに産廃許可を取るには予め1年に1回しかない日本産業廃棄物処理振興センターの講習を2日間続けて受けなくてはなりません。

1日目を過ぎて2日目では参加人数が20名くらい居なくなっていた記憶があります。

そして最終日に軽いテストがあります。

ちゃんと講習を聞いていれば問題ないレベルですがきちんと聞いていないとダメかもしれません。

私の場合はこの講習を受けたのが平成26年7月でした。

個人事業主の時に何度か取得に向けて必要書類を用意してあとは提出するだけになっていたのですが、法人化してから再度取得するとお金も書類も一から用意しないといけないので一旦保留にしてから月日が流れ・・・。

法人化してからも重要度が低いので放置していたのを慌てて取得したのです。

この修了証の有効期限が5年までなので危なかったです(笑)

この講習では廃棄物の勉強をするのですが、「札幌市で産廃許可を持っていて家庭のゴミを回収する不用品回収業者」は違法性をここで学ぶはずなのですが・・・守っていないのでしょうね~。


※写真はイメージです。

トラック積み放題パックや軽トラ積み放題パック(無許可営業)が何故ダメかというお話をされますので、興味がある家財整理業社さんは参加されることをお奨め致します。

むしろ、『一廃』なり、『産廃』などの許可を持たないと遺品整理業は出来ないと規制をかけてしまうのも一手かもしれません。

家財整理業の参入条件ってあるの?

「誰にでもできる」、「低資本で参入できる」、「高齢者が増え需要が増える」という触れ込みなので不用品処分業者、便利屋、他業種の未経験者など有象無象の新規業者が参入してご依頼者とトラブルを起こしてしまうのではないでしょうか?

『遺品整理士』の資格もいいとは思いますが、国家資格ではない通信教育ですからそれほど難しい資格ではありません。

ただ、今現在は幸いにして遺品整理士取得者が大きな問題を起こしていないのは効果があると評価していいと思います。

弊社でも取得していますが遺品整理士の資格はないよりはあったほうがいい程度の資格だと思ってもらって構わないです。

勘違いして欲しくないのは資格が無い業者よりは持ってる業者の方が断然いいと思います。

少なくとも勉強したり、努力をしている分だけいいと思います。

この微妙なニュアンスは遺品整理士だったら理解して頂けると思います。

本当の優良事業所と言えるところはどれくらいあるのだろう?

そして『優良事業所』という賞状もありますがお金を払えばもらえるモノなので実績が全くなくても貰えちゃいます。

『遺品整理士認定協会から〇年連続で優良事業所に選ばれました!』なんてHPで記載しているところもありますが特別選ばれて認定しているわけでもありません。
本当の優良企業を選んでいるなら本当にいい制度だと思うんですけどね。

「業界への貢献度」や「年間実施件数」、「開業年数」、「お客様のアンケート」など項目をクリアした企業のみ表彰するなら信憑性があるんですけど・・・遺品整理士認定協会さん考えて頂けませんか?

遺品整理業を続けていくのは難しい?

「遺品整理士」はあくまでも遺品整理業に関する「知識」を得られるというだけで、実体験を積むことも難しいですから、実際に起業して仕事をもらい続けるのは皆さんが思っているよりも数倍大変ですよ・・・。

右肩上がりを続けていない業者は後発企業との競争に負けて没落していくだけです・・・。

現状から衰退、もしくは廃業というのは北海道では数知れずです。

企業成長を続けることがご依頼者からの支持を頂いている証となります。

評判が良いところは評判を生んで益々仕事が忙しくなりますが、評価が低いところは益々暇になっていくことは説明せずともご理解いただけると思います。

ですから高みを目指し、ナンバーワンを目指さないといけないのです。

まして、「特殊清掃」となるともっと依頼件数自体が激減しますから生き残りは大変です。

遺品整理と特殊清掃はまるで違う職種です!

よく「どこの遺品整理業社も特殊清掃ができる」と思っている方も多いですが、全く違います。

特殊清掃ができるところは遺品整理もできますが、遺品整理しかやっていないところの方が多いです。

なぜなら特殊清掃はただの清掃だけではなく、文字通り特殊な現場の清掃ですし、「悪臭」にも対応出来ないといけません。

孤独死、ゴミ部屋、猫屋敷、火災現場など片づけること+消臭がセットです。

消臭技術がない業者のことは特殊清掃業者とは言いません。

場合によってはリフォームが必要な時もあります。

なんでもかんでもリフォームするのなら特殊清掃業者は必要ないのですが、どこをリフォームしないといけないのかという現場経験が必要となります。

それが少ないと後々トラブルになるのです。

ですから、「技術」も「道具」も「知識」も・・・そして「経験」が必要です。

リサイクルショップが行う遺品整理は流行らない?

遺品整理業しかやっていないところは、母体がリサイクルショップを運営していたりWEBで古物販売をしているところが多いです。「商材」を激安で得るには遺品整理が一番都合良いというのがこの手を母体にしているところです。

においが付着すると再販しにくいので特殊清掃は基本的にやりたがりません。

でも、一昔前はこの業態は流行りましたが今はあんまり流行っていない気がします。

全国的にみると家財整理”専門店”が遺品整理・生前整理を行い、その「サービスの一環として買取も行います」というスタイルが定着してきました。

今は入口が逆なんですね。

「安く商材を仕入れたい」とする魂胆が見えるのと、家財整理専門スタッフではないのでサービス面で不満を持つ人が多いだと思います。

(例)
・制服が揃っていないで私服でくる
・身だしなみがだらしない
・遺品整理業が本業ではないので社員教育がなっていない
・高価買取を謳っているにも関わらずがタダ同然でもっていく
・買取と称して、不用品処分を産廃で処理しようとする(不用品回収を目的とする買取は違法)

そして、終活の番組や終活情報誌のおかげである程度換金できそうな物はあらかじめリサイクルショップに持って行くか来てもらうという方も多くなりましたね。

リサイクルショップ系遺品整理業社もそれを感じてか以前ほど熱心に活動していないような気がします。

遺品整理・生前整理・家財整理料金について

弊社では格安とは決して言いませんが、適正料金で見積を出させて頂きます。

廃棄するそのものの「廃棄代」と人手が必要ですから「人件費」、会社としての「利益」が必要であると社会一般的なモノの考え方です。

格安業者には心配になるくらい安いところがあります。

異常に高いところよりも異常に安いところも疑った方がよいですよ。

価格に関しての感じ方は人それぞれですし、高いと思うか安いと思うかはお金の価値観も人それぞれですし、業務の満足度にもよると思いますのであまり先入観を持ってほしくないこともあり価格はあまり公開していません。

同じ作業条件の現場は一つとしてありません!

現場見積もりなり写真見積もりなりをさせて頂くことが第一です。

当たり前ですが「ぼったくってやろう」だとか「高額請求してやろう」という気はありません。

そんな企業だったらとっくに消費者センターや警察に駆け込まれています。

「お、随分強気な会社だな」と気になりましたら過去のブログを読んで頂き、「意外に真っ当なことを言うな」と思って頂き企業スタイルに納得して頂きましたら、是非ご相談下さい。

しつこい営業や勧誘などは一切致しません。(それほど暇でもありません)

金額面でも弊社の提示内容に納得して頂けなければ、当然ご依頼はしなくても構いません。

もし良かったら下記までご連絡下さい。

日程によっては予定が埋まっている場合もありますのでご検討はお早めにご相談下さい。

よろしくお願い致します。

【運営会社】
社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す!
リライブル株式会社
0120-669-920