北海道 特殊清掃.ASIA の久保田です。
年が明けてあっという間に２月も終わり、刻一刻と新元号になる日が近づいてきます。
平成に生まれた私としては、寂しい気持ちがあったり、新しい元号はどんな呼び名なのか？
数十年後の日本はどうなっているのだろう？という期待とワクワクもあったり・・・
これからの時代は今以上に高齢者の割合が増え、若年者が少なくなってくると言われておりますが、その変化が私達の仕事にどのように影響してくるのか？
ゴミ部屋、特殊清掃、消臭、そういった仕事の部分に関しても時代の変化を楽しみながら臨んでいけたらと思います。
ゴミ部屋・ゴミ屋敷になる原因
※まず初めに、私達が「汚部屋・ゴミ部屋」と呼ぶことに違和感を感じる方もいるかもしれないですが、分かりやすい表現の１つとして使用しているのでご理解のほど宜しくお願い致します。
汚部屋・ゴミ部屋とは、単にそこに住まわれている方の″だらしなさ″が原因と思われてしまいがちですが、原因の１つであることには違いないと思いますが、1番の原因はそこではないかもしれない？と感じています。
なので、本日のブログは、【ゴミ部屋・ゴミ屋敷になってしまう原因】について、私なりに現場で感じていることを書いていこうと思います。
ゴミ部屋の原因① ごみ収集のシステム
ごみ収集のシステム・・・と複雑そうに言いましたが、ゴミステーションへのゴミを捨てる時間帯とその収集時間です。
世の中には色々な仕事があるように、働く方の時間帯も人それぞれです。
昼間働いて夕方頃に帰宅する方もいれば、夜間に働いていて朝方に帰宅する方も沢山いらっしゃいます。
しかし、多くのゴミステーションは「捨てていいのは当日の朝のみ」ということが多く、お仕事によっては朝の収集時間にゴミを出すのが物理的に難しいということも。
これが原因で、その日に出せなかったゴミをお部屋の中に溜め込んでいってしまい、ゴミ部屋・ゴミ屋敷に陥ってしまう方が結構いるようです。
決められている日とは別の日にゴミを出してゴミ収集員の方達を困らせることがあってはいけませんが、収集日前日の夜に出しておく・・・くらいのルール違反は必要かもしれません。
ゴミ部屋の原因② 分別項目の複雑さ
市区町村ごとにゴミの分別ルールが異なることは皆さんもご存知だと思いますが、引っ越しなどでゴミの分別項目が変わって苦労した経験がある方もいるのではないでしょうか？
分別が簡単な地域では金属や陶器・ガラスなど意外は全て可燃物であったり、それすらも可燃物として廃棄できる地域もあります。
それとは逆に、分別項目が多い地域になってくるとプラスチックでも軟プラスチック（食品の包装袋など）と硬プラスチック（厚みのあるプラ製品など）で分ける必要があったり、中には透明なガラスと色付きガラス、陶器と磁器、アルミとスチール・・・
ペットボトルや瓶でも中身を洗う・・・までは一般的ですが、洗った際に付いた水分を完全に乾かさなければ回収してもらえない地域もあります。
私も以前までは、分別項目が多い地域でもせいぜい１０種類くらい？とも思っていたのですが、なんと！２５～２６種類もの分別項目に分けられている地域もあるそうです。
そんなに分別項目があると分別する方も勿論大変ですが、ゴミの収集を行う方も仕事が沢山ありそうです汗
分別できなかったゴミを再分別の為に返され、それがキッカケでゴミ部屋に・・・というのは本人が悪いと思いますが、分別が楽な地域と難しい地域ではゴミ部屋・ゴミ屋敷の発生率に差がありそうです。
しっかり分ければ良いだけの話ではありますが、一人暮らしの狭い部屋でそれだけの26項目分ものゴミ袋・ゴミ箱を設置したら・・・それだけで部屋がごちゃごちゃしちゃいそうです。
おわりに
引っ越しシーズンということで、「引っ越しに備えてゴミを片付けなければならない！」という駆け込みでの依頼が増えてくる時期です。
ゴミ部屋や汚部屋（おべや）については、一般的な家財整理や不用品処分と違い、廃棄品で部屋内がよごれてしまっていたり、ニオイがしみついている場合があり、ハウスクリーニングや消臭が必要になる可能性も出てきます。
自分で言うのもなんですが、そういった意味では特殊清掃や消臭についても頻繁に行っているリライブルはお勧めです！
予定も混み合ってきますので、ゴミのお片付けでお悩みの方は早め早めにご連絡頂けると幸いです。
札幌市近郊（江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏）はお見積りは無料です。
孤独死や自殺に伴う特殊清掃や消臭（灯油臭、ボヤ、ゴミ部屋、糞尿臭）、ゴミを溜め込んでしまったお部屋のお片付け全般に関わることでお悩みの方は気兼ねなく下記までご連絡ください。
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