北海道 特殊清掃.ASIAの久保田です。

冬に近づくにつれ、北海道の気温も落ちてきていて、特に夜は窓を開けると冷たい風が入ってくるようになりました。

この時期になると、去年起きた胆振東部地震を思い出します。

あの地震がもしも冬に起こっていたら・・・ということを想像すると、積雪による交通マヒや寒さによる被害など、さらに深刻な被害になっていたことでしょう。

世界各地でも異常気象が続いており、今年の冬は何か起こるのでは?ととても不安です。

いざという時に困らないよう、暖房設備や非常食など、準備を整えていこうと思います!

灯油漏れの消臭は経験も大切です!

北海道では、ほとんどのご家庭で灯油を使用することもあってか、全国的にみても灯油漏れに伴うニオイのお問い合わせが多い傾向にあります。

灯油漏れに伴うリフォームや消臭のトラブルも多いようで、管理会社さんやリフォーム業者さんから「ニオイを消してほしい!」というご相談を頂くことも少なくありません。

本州の特殊清掃業者さんに聞いても、車にこぼした少量の灯油消臭などはあっても、何十リットル〜何百リットルという大量の灯油が漏れてしまったような現場の消臭については殆ど無いということだったので、「技術が遅れている」と言われる北海道でも、灯油の消臭については北海道も負けてないのかな?と感じました。

リライブルでは、特殊清掃会社の中では比較的【灯油の消臭】施工件数は多いと思いますが、毎回決まっている施工法を行うだけ・・・ではなく、より良い施工法を求めて日々試行錯誤しております。

丁度先週も札幌市内にて、集合住宅で灯油が漏れて下の階まで灯油くさくなってしまったお部屋の消臭に伺わせていただき、灯油の中和洗浄作業を行なっていたのですが、コンクリートに染みた灯油のシミ抜きや軽量鉄骨の解体工事といった部分で新しい発見や勉強になった部分が沢山ありました。

コンクリートに染みた灯油抜き

コンクリートに染みた灯油
コンクリートに染みた灯油を抜くにはどうすれば良いか・・・現場じゃなくても知識を深める方法はありますが、やはり現場で経験を積むことで身に付いてくることも多くあると思います。

今回はいつものやり方に少しアレンジを加えた灯油抜き工法を一部で行ってみました。

灯油が染み込んだコンクリート 一部シミ抜き後

 

左側の灯油によるシミで黒っぽくなっていた部分が少なくなっています。

コンクリートの小さな穴に染みた灯油を吸い上げさせるイメージで施工してみましたが上手くいきました。

凸凹なので難しそうですが、今回はこの方法で全体のシミを抜いていこうと思います。

シミの有無とニオイの有無についてはまた別の話ですが、「染みを抜いてほしい!」という場合も無いとは限らないので無駄ではないはず?

今回の灯油消臭はブログ掲載の許可は頂いておりますので、機会があれば続きを掲載していこうと思います。

終わりに

灯油を中和する洗剤・消臭剤は沢山あり、良い薬剤でも使い方によっては全く効果が出ない場合もあるので、色々な方法を1つ1つ試していくことが必要だと感じています。

リライブルでは灯油漏れ消臭以外にも、火災・ボヤの消臭床下漏水に伴う床下の洗浄・消臭など規模の大きい消臭のお問い合わせも増えてきております。
丁度先日も汚水が漏れてしまった床下に潜り、バキュームノズルを引っ張って匍匐前進をしておりました汗

北海道は冬になると、厳しい寒さと雪が清掃や消臭の行いにくい環境を作ってしまうので、今現在、〇〇のニオイを消してほしい!というお悩みをお持ちの方は、雪が降る前のご相談をお勧めいたします。

札幌市近郊(江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏)はお見積りは無料です。
孤独死や自殺に伴う特殊清掃や消臭(灯油臭、ボヤ、ゴミ部屋、糞尿臭)、ゴミを溜め込んでしまったお部屋のお片付け全般に関わることでお悩みの方は気兼ねなく下記までご連絡ください。
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