こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

北海道は寒波の影響で公共交通機関の乱れや水道管の凍結、灯油の高騰などが話題となっています。

1月中旬までは穏やか過ぎる天候だったのがきちんと帳尻を合わせるかのように一気に来ている感があります。

昨日は札幌市南区の火災現場の特殊清掃現場で前日に水道を水抜きして止めていたにも関わらず途中の共用部で水が凍っていてバタバタしました。

ジェットヒーターで温めて運よく溶けたので大丈夫でしたが・・・。

前回は燃えた箇所をふき取りましたので臭気も落ちてきました。

今回の作業は更に臭いを落とすために窓の清掃に移ります。

ガラスの表面にも若干のススが付着していますし、ガラスを外し、サンにもススが入り込んでいるので清掃します。

もしかするとここの窓枠自体も交換する可能性が高いですが、臭いを除去するには必要な作業です。


作業前です。結構ゴミも含めて汚いです。

角度違いますが作業後です。汚いよりは綺麗なほうがいいですよね?

昨日は窓を開けると一瞬で気温も下がりますし、水も氷ります。

冬の清掃は何かと大変です・・・。

※以前の作業様子はリライブル本体の『火災現場の特殊清掃業務パートⅠ」、『火災現場の特殊清掃パートⅡ』をご覧ください。

その他の作業

札幌市中央区の一軒家の遺品整理など大型案件を行っております。

月末には江別市の遺品整理も予定に入っております。

2月からは札幌市豊平区で10年来のゴミ部屋のお片づけが決定しておりこちらの現場も100万円近い現場となっております。

作業が忙しくブログ更新頻度が落ちてきていますが、ご容赦ください。
きちんと仕事はやっています(笑)

信頼を損ねる業者が多い

今日は、気になるニュースが多々ありましたのでそれについて個人的なコメントをしたいと思います。

トイレでコップを洗う・・・中国の「五つ星ホテル」驚きの実態(ヤフーニュースより)

まず、中国の5つ星ホテル(ハルビン市のシェラトンホテル、同市のケンピンスキーホテル、同市のシャングリラホテル)の3か所で従業員がトイレを洗ったタオルやブラシでコップなどを洗うという行為が発覚しました。

※この写真はイメージ画像で今回のホテルとは関係ありません

「中国・・・?」と聞いた時、「相変わらず民度・モラル・衛生観念が低い国民性だな」と思いましたが、100歩譲って低所得労働者側の立場にすると「致し方ないのか・・・」と思わざるを得ません。

部屋の片づけ数に応じて給料が上がる仕組みだったようで、「ホテルの信頼や衛生面」<「自分の給料」の方が大事という考え方になってしまったようです。

確かに、「自分だけが良ければいい」という考えだとそういう風になりがちです。

中国は政治指導者である共産党からしてそういう傾向がありますから、国民(共産党員)もそうなる国民性なのでしょう。

長期的な目で見るとホテルの信用も失いますし、場合によってはこういった行為をしていた人たちは解雇なり給料減などの処罰があるかもしれません。

結局、ルールに従わない行為というのは一時的には良いかもしれませんが長くは続かないものです。

まして、信頼を失ったホテルが今後どのような事態になるのか想像もしないのでしょう。

「料金が高いから大丈夫だろう」ということで安心をしていた顧客や世間を裏切ってしまったことも大問題です。

信頼や安心というのはすぐに築けるものではありません。

コツコツと積み重ねが大事です。

ただ、日本でも同じようなことは起きる可能性は多いにあります。

私も前々職でベッドメイクをしたことがありますが、かなりハードなお仕事です。

現在、ホテルのベッドメイクは仕事がキツイ割に給料が安く、高齢化が進んでいます。
しかも、労働力は減っているのに外国人観光客は多くなっていますし、ホテルも多いです・・・。

そして外国人労働者も増えています。

やはり「社員教育」というのが大切だと思います。

会社が栄えてこそ、その従業員も潤うというシステムにすること。

そして「社長一人だけが財産を築く」というのでは「自分だけが良ければいい」という従業員が増えてしまうんでしょうね・・・。


それを地でいったバカな社長が日本にもいました・・・。

日本の信頼を損ねるバカ社長

はれのひ社長が謝罪「とりかえしのつかないことをしてしまった」(ヤフーニュースより)
雲隠れしていた『はれのひ』の篠崎社長が1/26に会見しました。

本物のポンコツ社長です(怒)

親子の思い出を大切にするべき会社がこんなことをするなんて本当に許せません!

大学卒業して新卒で入った会社が着物を扱う会社で振袖も販売していたので裏切られた人たちの気持ちが痛いほどわかります。

これが我が娘の成人式だったら・・・と思うと本当に腹が立ちます。

今回、残念ながらこの会社に関わってしまった人達にはなんと声をかけていいのやら・・・。

これも「信頼を失ってしまう行為」です。

従業員への支払いも滞っていたようですから倒産はわかっていての行為ですからより悪質だと思います。

さらに雲隠れ中に破産宣告の手続きなども水面下で行っていたのでしょう。

「お金がないから返せない」、「詐欺ではない」など本当にコイツ卑劣で腹立ちますね!

こういう返す当てのないお金を借りて、更にお客様も従業員も裏切る・・・。

日本人も戦後教育でこういう人が増えてきたのかと哀しくなります。

「武士道」というと古臭い考えなのかもしませんが、今一度、日本古来の道徳心や東洋思想を思い返す時が来たのではないかと思います。

北海道にはまだまだ信頼に足る業者が少ないが・・・

我々の遺品整理業界や特殊清掃業界もいわば成人式や七五三のような「通過儀礼」に属する業界とも言えます。

「着物」や「洋服」など商品その物に価値があるという業界ではなく「サービス」と「安心」が重要視される業界でもあります。

・ご遺品に対して真摯に向き合う。
・思い出の品、貴重品、換金性の高い物はお返しする。
・適性料金を頂いたからには適正に法令に基づいて処理をする。
・身だしなみ、挨拶など最低限の社員教育がなっている。
・経営者に志や信念がある。

こういった一定のレベルに達した業者を増やしていかないと業界全体の信頼が揺るぎます。

「ただ儲かれば良い」と思う業者さんはこの業界に足を踏み入れないようにお願いします。

そういった人は市場を荒らして倒産、廃業して終わりなのはここ数年で見てきています。

「超高齢化社会で高齢者が亡くなっていくから遺品整理は儲かる!」

そう思う方は多いです。

資格ビジネスである遺品整理士認定協会で遺品整理士の資格を取ってもすぐに依頼は来ませんし、団体に所属していても仕事がバンバン紹介されてくるわけではありません。

けっこう勘違いしている人が多いですが、立ち上げたばかりの「実績のないところ」には紹介なんて来ませんからね。

専門業者にWEB作成を高い金額で依頼し、SEO対策でもお金を取られ、広告費をかけ、ようやく来た見積もり依頼も数社と合い見積もりで安く受注し、大変な仕事の割に利益が殆ど残らない・・・。

人を雇わないと「いざ!」というときに困るけど、その「いざ!」という時が来ないので質の低いアルバイトしか雇えない。

アルバイト側は不定期の仕事では生活できないので技術や経験が蓄積されないので更に依頼も来ない・・・。

遺品整理が儲かるらしいと副業や他事業部の柱として期待して始めてみたけど、本業やっていた方がマシという業者さんも多いです。

もう遺品整理業者の起業の流行は過ぎ、各地方で実績を積み重ねてきている業者に依頼が集中する時代となっていて新規参入はかなり難しくなってきているのが現状です。

ですから、後発企業は資金力、経営センス、集客力、営業力がない経営者は厳しいと思って下さい。

それらを兼ね備え、廃棄方法の法令順守や労働法を守ろうとする経営者が増えることを願っています。

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