こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

お隣の韓国では朴大統領の身辺が色々と賑わいでおりますね。
悪いことをするといつかバレて、しっぺ返しを食らうものです。

なんでも「現金至上主義」や「自分本位」(自分さえ良ければいい)という考えになるとこういう目に遭うと歴史が証明しております。
歴史を学ばない、人の道を学ばないとこういうことになるのでしょう。

お金よりも「信用・信頼」が大事ではないですか?というお話をしたいと思います。

信用できる特殊清掃業者の基準は?

先日、札幌市のゴミ部屋の見積もりに伺った際に「今回はどういう基準で業者を選んだんですか?」
と聞いたところ、「スマホで検索して信用できそうな会社を選びました。」という回答を頂きました。

当社ともう一社に現地見積もりを依頼したそうです。

もう一社(ここではA社としましょう)というのが、私も知っていて、正直あまり評判の良くないところだったので一応、そのことについてはお伝えしました。
良い業者さんは良いと伝えますし、知らない業者は知らないと伝えますがA社は本当にお勧めしません。
狭い業界ですので、そういった評判は聞こえてくるものです。

実際に見積もり現場で聞くことのポイントは?

1.「他社より安くするので最後に呼んで下さい」

だます業者
といった場合は見積もりの根拠自体がない、出鱈目な数字なので他社の出した金額を絶対に伝えないこと。
例えば当社が20万円と提出したらA社が「それでは19万円にします♪」といった具合です。

某大手電気屋さんのように同じ商品を買うような商売ならそれもいいでしょうが、特殊清掃業に関しては『技術力の差』がございます。
ちょっとした金額の差で適当な業者に依頼するのは、そういった業者をのさばらすことになるので依頼者としても止めて頂きたいです。

数十万円の差だとどうしようもありませんが、他社と数万円の差で依頼したいほうが高かった場合は担当者に交渉すれば大抵は利益を削ってでもご指名を受けた方のために何とかしようとするものです。
遠慮せずにご相談下さい。

2.廃棄方法はどのようにするのか?

①トラックに積んでいく→札幌市の民間業者の場合は無許可営業となります。

②産廃(サンパイ)がある→家庭のゴミは一廃(イッパイ)の許可が必要で許可違うのでこれまた無許可営業!

③古物で買い取ったことにしてもっていく→ごみはリサイクル、リユースが出来ません。詭弁です。

以上の3つは全部ダメです!

意外にホームページに堂々とトラックにゴミを積んでいる様子を写真付きで掲載しているところもありますが、無知の極みですね。(※ただし、本当に勉強不足で法律などを知らない業者もいますので注意が必要です。)

札幌市の場合は札幌市環境事業公社と連携して廃棄を行います。
下記のようなゴミ収集車を予約する方法です。
札幌市 適正な業者
よく、「廃棄料金が高い」、「日程が希望日に合わない」などという同業他社さんがいますが、それは自社の努力不足とご依頼者に対する説明不足、サービス力の無さを露呈しています。

極端な言い方をすると「自動車の運転免許ないけど、運転はできるし、事故らないから問題ないでしょ?」と言っているようなものです。
ルールは守らない者がいるのでどんどん規制が厳しくなりますが、円滑に物事を進めるためには必要な物です。
万が一、事故った時(廃棄に対する話としては「不法投棄」)はどうするのでしょうか?

必ず、罰則がございますのでそういったルールを守れない業者に依頼しないことが自身の身を守ることにも繋がります。

3.料金の支払いは前払いか後払いか?

前払いにして、お金だけ分捕って、とんずらする悪い業者が過去にもいました。
作業内容に自信のある企業は作業完了後に部屋の状況を確認して頂いた後に料金を頂きます。
※ただし、遠方の場合は着手金を半分もしくは全額頂くなどの場合はございます。

悪徳業者

4.清掃は自社でするのか?

下請けに出すのか?自社でするのかで料金、クォリティー、責任感は変わります。
案外、適当な清掃しか出来ない業者も多いです。
エクストラクター
当社はカーペットの汚れも綺麗に出来るほどの道具をそろえております。

5.消臭も出来るのか?

殆どの会社が出来ないか、出来る言っても出来ていない業者が大半です。
北海道で消臭に関して信頼出来る業者は本当に数えるだけです。

オゾン脱臭 火災現場剛腕」というオゾン脱臭機が有名ですが、上記の黄色いオゾン脱臭機「パンサーJ」に比べると1時間あたりのオゾン生成量が1/7しかありません。
時間がかかるうえに、消臭能力も低いものです。
今、全国の特殊清掃業界ではこの「パンサーJ」が主流となっています。

今回、信用できそうな業者にA社が挙がっていたのですが、ホームページだけ見るとそう思われるかもしれませんが、「実際はどうなの?」というところまではわかりません。

A社のホームページを見ると著作権フリーの画像、お客様の声は自作自演のような感じの内容です。

怪しい特殊清掃業者
では、電話をする前にどのようなチェックポイントがあるのでしょうか?

ホームページでちゃんとした特殊清掃が出来る企業かを確かめる方法

1.フリーダイヤルではない

携帯電話、固定電話でも良いのですが、ご依頼者の立場になるとフリーダイヤルが用意されていない時点でサービス業としては如何なものかと思ってしまいます。
初めてのことで、質問がたくさんある場合や時間をかけて相談をしたい方もいらっしゃいます。
果たして相手の立場になって物事を考えることが出来る経営者なのか疑問視します。

 

2.代表者の顔写真が掲載されている、代表者のフルネームが掲載されている

フルネームが記載されていない問題外のHPも結構存在しています。
顔写真をネットに公表するということは責任を持つという覚悟の現れです。
どんなに良いことを書いていたとしても信憑性はないと思うのです。
会社概要、代表者挨拶などは必ずチェックするようにして下さい。

3.作業内容がブログなどで掲載されている

著作権フリーの画像しか掲載していないようでは全くお話になりません。
お客様からの許可なく、無断掲載も当然駄目です。
ブログを書くのは結構大変な作業です。
しかし、実際にどのような作業を行うのか?どのようなスタッフがいるのか?など気になるはずです。
そういった努力をしない企業はお客様の不安を払拭するという気持ちが欠如している運営方法だと思います。

4.お客様とのツーショット写真が掲載されている

作業に満足、会社を応援してくれるお客様がいかに居るかのパロメーターです。
依頼者がネット上公開されるのはリスクが伴いますのできちんと作業をしてくれたお礼だと思うのです。
作業前と作業後の部屋の写真だけでは満足度としては不十分でしょう。

5.定期的にブログやトピック、ニュースなどが更新されている

自分が依頼者の立場だったら数年間更新していない、内容が薄い企業に依頼したいとは思いません。
ブログには経営者の姿勢なども見て取れます。
「今日は〇〇をしてきました。」など数行で終了というどうでもいい情報だけのところもあります。
何もしないよりはマシかもしれませんが、社員の程度が知れるレベルです。

6.何かしらの全国規模団体に所属している

自社だけの成長には限界があります。
常に同業他社さんと最新の情報交換を行い、切磋琢磨している企業でないと技術力に格差が出てきます。
自ら研修に出かけるような積極的な企業ではないといけません。
最新情報は関東、関西などの北海道以外の地域の企業のほうが早いです。

・家財整理相談窓口(全国でもきちんと面談を行ってクリアした企業の集まりです)
・日本除菌脱臭サービス協会(清掃会社など実践重視の企業が多いです)
・遺品整理士認定協会(これから事業を始めようという初心者むけ協会です)

最低でも一つには加盟している企業を選んでください。

これらは本州・九州の有力企業では当たり前のことなのですが、北海道企業ではまだまだ徹底されていません。

1~6を満たしているのは北海道では当社くらいではないでしょうか?
4~5つまではクリアしているが、どれかしら満たしていないところが大半です。

他社の企業調査は結構しています。
※「いやいやウチも全部満たしている!」という方は謝罪しますので是非ご連絡下さい。
そういった企業様とは当社もお付き合いをしたいと願います。

参考になったでしょうか?
参考になったでしょうか?リライブル

業界健全化のためにも

最後にこういった内容のブログを記載するのは、何も自社自慢ではありません。

「この会社アホやな~」と思って黙っていればよい話です。

当社のブログは全国でも結構読まれているので同業他社さんにも気付いてほしい、改善できる点は参考にしてほしいと思っております。

また、「悪徳業者に依頼してしまった」 「嫌な思いをした」という方が減るようにと思っております。

一番最初に記載しましたが、「自分だけが良ければいい」という考えではいけないと思うのです。

特殊清掃業界の健全化・活性化の一助になればと思い記載させて頂いております。

長文となってしまいましたが、運営会社 リライブル株式会社の本ホームページもご覧頂けると幸いです。

リライブル株式会社

お問合せはこちらまで(同時に苦情がございましたら受け付けております)
0120-669-920