こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

5/20に放送されたフジテレビの『金曜日プレミアム・日本のお掃除軍団が行く世界のごみ屋敷バスターズ』を録画していたのを見ました。

いつも通りやらせ感?(演出感)満載の内容でしたね!!

一昔前には「便利屋お助け本舗」が各番組でのやらせを暴露されました。
当然、運営会社は「やらせ」とは言いませんが、当事者である坂本一生氏が告白しています。
ネットで検索すると色々と出てきますから興味がある方は探してみてください。

特に日本の3件は『ごみ屋敷』と呼べるレベルでもなく、ただの『片付いていないレベルの部屋』でわざと汚くしたという感じがしました。むしろ汚部屋でもない。

まずごみが綺麗なごみが多いということ。

生活ごみというよりも洋服などを荒らした感じで生活していて踏み固められたような感じもなくふわっとしていました。

ほこりやクモの巣、カビなどもあまり見えませんでした。床の汚れもそれほどには見えませんでした。

我々のような専門業者にするとすぐにわかります。

やらせ感丸出し

安田大サーカスのクロちゃんの部屋はただ片づけられないだけで、テレビ的に盛っている感がありました。

導線(人が通る道)である床が綺麗でした。
(普通はこういったところもホコリや汚れで汚いのですが)

お風呂でマンガを読むのか置いていましたが、全く湿気を吸っているでもなくシワシワによれていなく、黒カビもなく新しい感じがしました。恐らく演出で置いたのでしょう。

エアコンの清掃とUV(紫外線)のコーティング床を施行していましたが、完全に宣伝(笑)

これでお掃除本舗さんのお仕事が増えますね。

この番組自体がお掃除本舗さんの提供だったので当然ですが。

メキシコに行ったお掃除本舗メンバーは暑いだろうに社名入りのジャンバーを着て作業させられていましたね。

社畜感が可哀そうで、そっちが気になりました。

半袖に社名入りの作業着は無かったんでしょうかね?

熱中症などにならなかったかが心配で内容があまり入ってきませんでした。

テレビに出る業者も哀れ

次に大阪の人生ダメ子さんのお部屋(もうすでにバンドの宣伝?という紹介でした)

リビングと台所は少し汚かったかもしれませんが、それ以外の和室と寝室はわざと汚くしたような不自然な感じでした。

それでもまだゴミ部屋になって2年なので作業前の時点でシンク自体は輝いていました。

まだゴミ部屋の歴史が浅いのと新しいマンションなので掃除は比較的楽な印象でそれほどテクニックを要するキッチンでもなさそうです。

「関西ク〇ーンサービス」さん、2LDKのあの程度のレベルで作業員9名はやりすぎです。

素人でも9名集まれば出来ます。

プロとは思えない人員設定。

テレビ的なものがあっての大量投入でしょうが、ハッキリ言って同業者として見ていて「ふ~ん」という感じでした。

弊社にもテレビ出演のお話を頂くことがありますが、知名度を上げるにはテレビ出演は良いかもしれませんが、どうしても演出という名のやらせが発生するものです。

そうすると同業他社から見れば「なんか可哀そう」と思ってしまいます。

関西クリーンサービスさんもテレビ側の撮影時間に合わせたのでしょうが、こういうことがあるので弊社ではテレビ出演は絶対にしないです。

撮影OKなお客さんを探すのも大変でしょうから致し方ないと思うこともあります・・・。

もし本当なら、顔出しはまずいでしょう

最後の東京の社長令嬢だかなんだかわかりませんが、あの一家は劇団員らしいですね。
「長山千草」で検索すると過去にエキストラ出演した番組が検出されました。

子どもが小学校6年生なのにモザイクもかけずに放送されれば100%学校でいじめられるでしょう。

この子供も子タレのようですから自分の本当の家ではないので問題ないのでしょうか?

う~ん、心配です。

また、ここでも片づけをする業者の「あん〇ん回収」さんはなんかやらせの片棒を担いでいるようで罪悪感はなかったのでしょうか?

本当の感謝される仕事ではないと思うので徒労感、疲労感はあるのではないでしょうか?

「会社の宣伝になるからいいのかな~?」と思ってしまうのでしょうか?

個人的にはあんな番組に出るのはいやだな~・・・。

確か2社とも前回もフジテレビの番組に出ていたと思います・・・。

リアルなのは海外のだけ?

イギリスのごみ屋敷はやらせではないと思います。

1年間溜めたひげとか椅子に座ったまま寝る、大量の古新聞とかは番組で用意できないでしょうし住人が『ごみ屋敷住人のあるあるでリアル』でした。

綺麗になって良かったですね。

メキシコのおばぁちゃんも物をため込むタイプだったようです。

最後は孫が遊びに来ると言ってくれてほんわかしました。

年々、ごみ屋敷のテレビが増えている

仕事柄ごみ屋敷のテレビ放映が増えているように感じますが、それだけ社会的に問題になっていることだからでしょう。

多少の演出感はあったとしても、ごみ屋敷問題を喚起することはいいことかもしれません。

ただ、『だらしない人を曝して自分はまだマシ』と思う内容であれば意味がありません。

●発達障害によるモノなのか?
●分別方法が複雑で地域的なごみ処分問題なのか?
●仕事のストレスによるものなのか?
●性格的にただのめんどくさがりなだけなのか?
●親から躾をされていなくて片付け方法を知らないのか?

ごみ屋敷化してしまって、その後にダメな自分を責めうつ病などを発症することのほうが問題です。

環境なのか性格なのか原因を突き止めなければ根本的な解決になりません。

お部屋を片付けるときにはどうしてこうなってしまったのか?

今後どうしたいのか?
どう過ごしたいのか?

・・・などを聞くようにしています。

本来、ゴミ部屋の片付けは決して安くはありません。

●引越しをするために不用品を全部処分するのか?
●ゴミ部屋を綺麗にして同じところに住み続けるのか?
●物を減らすだけで清掃は不要か?
●臭いは大丈夫か?

こう言ったことだけでも現地見積もりをしないとわからないことがあります。

料金だけで業者を選定することは大変危険です。

数多くの経験を踏むことでゴミ部屋化してしまった方達の悩みも解決し人生を変えるような作業を心掛けております。

当然、お金はかかりますが、「思っていたよりも高額ではなかった」という方も大勢いらっしゃいます。

全てのゴミ部屋・汚部屋が同じ条件ではありませんので料金をここで提示することは出来ませんが、ご相談を頂くことで大まかな料金を提示することは可能です。

思い切ってお電話をしてみてください!

それが人生を変えるきっかけです。

お待ちしております。

0120-669-920