こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

昨夜は北海道を直撃した台風21号の風力がとんでもなく凄かったですね!

我が家でも深夜は窓ガラスがガタガタなっており大変不安な夜を過ごし、5歳の娘が怖がって「寝れない・・・」というので横でくっついて寝てあげました。

朝起きてきて5歳の娘曰く「お父さんのいびきの方(外の風の音よりも)がうるさくてよく眠れた、ありがとう」と言われました。

ちょっと複雑な気持ちになりましたが、結果オーライで何よりでした。

日本人の”死生観”は「台風(水害)」と「地震」といった自然災害が土台にあり、昔からある程度の”諦め”を感じながら生きていたという話をどこかの本で読んだことがあります。

そして、そんな自然に畏怖を感じ、敬意を払うとともに”万物に霊が宿る”という宗教観も持ったそうです。

真面目に生きてきて、災害で予期せぬ事故に遭い亡くなる人もいれば、自分で自ら命を絶つ人もいて・・・。

人間というのは不条理な生き物です。

各地で被害に遭われた方、今回お亡くなりになってしまった方もいたようで心よりご冥福をお祈り致します。

最近・・・というわけではないが夜逃げ、自殺などの依頼が多い

え~、台風の話題から話が入ってしまったのですが、最近弊社の傾向としては、自殺現場の特殊清掃も増えてきましたし、夜逃げ&ゴミ部屋の片づけというお見積りも増えてきました。

あんまり公表出来る内容ではないのでブログでも敢えてあまり掲載していませんが、世知辛い世の中ですから、自殺も致し方ないでしょう・・・。

自分が積み重ねてきた人生の決断の最期が自殺・自死だっただけのことですから。

依頼者様には「何が理由で自殺したか?」とは聞きませんが、部屋の中を見ると大体は「借金苦」だったと思われる節が見受けられます。

お部屋も汚い状態が多く、お金が無いことによる「焦り」を訴えたメモや貼り紙があったり冷蔵庫内の残り物を見ると「生活苦」が見受けられます。

「夜逃げでゴミ部屋状態」というのも「この部屋で自殺はしなかっただけマシ」という感じで・・・やはり部屋が汚いというのは共通しております。

たくさんの人に迷惑をかける

自殺にしても、夜逃げにしてもご家族や連帯保証人などに多大な迷惑がかかってしまいますし、部屋を貸しているオーナーさん、管理会社さんにも迷惑がかかってしまいます。

「自殺するなら他人の迷惑のかからないところで死んでください」

・・・ということは倫理上、言えませんが、”他人に迷惑をかけずに死ぬ”と言うのも日本では簡単そうに見えて実は難しいことなのかもしれません。

自殺したいほど悩んでいる人の手助けにこのブログはなりませんが、実は一つ一つ、出来ることをやったり、他人や専門家に相談するなりすれば死ぬことはなかったかもしれません。

でも、冷静に考えれば出来ることも追い詰められると考えが回らなくなってしまうことも理解出来ます。


※このブログではそういった人を救うという内容ではないので、そういったことを求めている人は他のブログを読んでください。

どこでどうなってしまうのかわからないのが人生ですので、リスクマネジメントをしておきたいものです。

それにしても、賃貸物件のオーナーさん、大家さんだっていろんな人がいて、一生懸命働いて溜めたお金でアパートを買い、家賃収入を得られるように努力したにも関わらず、自殺されてしまい部屋を汚され、事故物件になり、家賃を踏み倒され、原状回復も自分持ち・・・なんてのは本当に腹立たしいことだと思います。

また連帯保証人やご遺族さまも本当に可哀そうです。

ですから、自殺した人のことは一切「可哀そう・・・」とは思いません。

これって人として「酷い」と思いますか?

たくさんの事故現場、関わる人達を見てきてそう思いました。

死んだ本人より残された人の方が数万倍可哀そうだ・・・と。

そこで弊社がお奨めする自殺抑制方法は「自分で部屋を片付けること!」をお奨めします。

これがお金がかからずに、人生を好転させる方法かと思います。

(※お金に余裕があって片づけられないという人は弊社にご依頼ください)

死ぬことに比べてこんな簡単なことも出来ないというのなら、その後の人生も無駄に過ごすでしょう。

大家さん、管理会社さんへ

人権の問題などもあるでしょうが、何からの理由をつけて半年に一回や一年に一回でもいいので部屋の点検を義務づけることが自殺防止にもつながるかもしれません。

本気で自殺者を減らしたいなら強制的に国が法律で点検化を決めてしまうのも一手だと思います。

ゴミ部屋の片づけのご依頼で一番多い動機は「部屋のガス点検などの何らかの点検がある」ので片づけたいということが多いですからね。

人が生活していく上で一番大切な拠点である居住場所が衛生的でないと健康的ではないうえに、精神的にも良いことは一つもありません。

我々がよく使う言葉に「物の墓場(ごみの中)で生活して活力が生まれるわけがない!!」

また、百歩譲って本人が「汚い場所が好き!」と言うなら、それはそれでいいですが(ハッキリ言って病気です)、隣近所、上下階に住む人にとってはたまたまそういった汚部屋住人がいることで臭いの問題、害虫の問題、火災の恐れとリスクだらけになってしまいます。

共同住宅に住んでいる場合はその人たちの財産、生命を守るためにも部屋の点検はした方がいいと思います。
これは「貸す側の権利」として認められても良いと思いませんか?

ゴミの出し方にも改善の余地がある

あと、ゴミ捨て場やゴミ捨てのルールももう少し考える必要があると思います。

一昔前は分別にそれほどうるさくなく、全て埋め立てたり、焼却したりしていたのでゴミが室内に溜まるということが少なかったそうですが、現在ではリサイクル・再生資源化の観点から無駄で複雑な仕分けが生じることがあります。

(実は大して環境によくない、コスト的にも無駄で偽善的だということが一部専門家の間では言われているとかいないとか・・・)


これは一つのアイデアですが、「仕分けをしなくても何でも入れていいごみ袋」を作り、それは通常の可燃、不燃よりも高い袋代を設定して販売するなどは如何でしょうか?

時代の流れなので今更仕分け方法は逆行出来ないとして、ゴミ捨て場をカラスにつつかれない、ニオイが漏れない、散乱させないなど今よりコストはかかりますが立派な物を作るなど工夫が必要かと思います。

そうすることで朝ではないとゴミを出せないというルールを廃し、夜に出しても問題ないという風にしないとシフト制で早朝・夜勤がある仕事の人もいますので現在社会の生き方にそぐわないことになっています。

一人暮らしも増えていますから、ゴミを代わりに出してくれる人がいないということもありますし、回収されなかったゴミ袋を近所の人に開けられて注意されてから怖くてゴミを出せなくなったという女性の方もいました。

こういったルール作りも町内や共同住宅で改めていく必要があると思います。

ゴミ部屋になってしまうのは本人の性格や自覚、親のしつけなどもありますが、外的要因を減らすことで、ゴミ部屋の発生率を抑え、自殺抑制に繋げるというのもどうでしょうか?

管理会社さんでもこういった「ゴミ部屋を抑制することに特化した管理会社さん」がいずれ出てくるのではないかと思っています。

そして自分はだらしないという自覚症状がある人が入居すれば尚良いのではないかと考える次第です。

弊社の仕事は減ると思いますが、それはそれで構いません。

今日はちょっと現場のお話ではありませんが、今後採用してくれる管理会社さんが現れることを祈っています。

最後に・・・

弊社は『ごみの撤去』、『清掃』、『消臭・除菌』まで自社で一貫して行える北海道でも数少ない特殊清掃専門業者です。

案外、この3点セットを全てプロ並みにきちんとできる業者はあんまりいません。

●ゴミ部屋になっている現状をどうにかしたい!
●このままでは自殺してしまうかもしれない!
●お金を払ってでも人生リセットしたい!・・・

そういった方はお気軽に弊社までご相談下さい。

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