こんにちは、特殊清掃.ASIAです。

もう新年の挨拶には遅くなりましたが明けましておめでとうございます。

2018年最初のブログ更新になりますので気合を入れて長文です(笑)

ここ最近ではゴミ部屋や汚部屋などという言葉が浸透してきているのか「私の部屋が汚部屋で・・・」とか「兄の部屋がゴミ部屋で・・・」と言った言葉を使われる方が増えてきたと感じています。

ただ、実際に訪問してみるとそれほど汚れや不用品があるわけではなく、ちょっと散乱している程度ということもあります。

どこからが汚部屋やゴミ部屋なのかは特に基準があるわけではないので、部屋を見た時の個人差は大変大きいようです。

床にゴミ一つない生活をされている方にするとちょっとでも片づけていないと「ごみ部屋」と思ってしまう方も多いのではないでしょうか?

生活に支障をきたし、足の踏み場もなく怪我をしてしまうレベルのお部屋だとまずいですが、ある程度は片付いておいた方が良いと思います。

弊社が思うゴミ部屋の定義

弊社では数多くのお部屋を片付けさせて頂きました。(過去のブログをいくつかご覧ください)

その中でご依頼者にも大きく分けて5つのパターンがありますのでまとめてみました。

※弊社独自の解釈ですので異論は受け付けません(笑)

①意欲はあるけど片付けが苦手

●片づけたいと思っているけど、ゴミが大量過ぎてどこから手を付けたらいいのかわからない。

●整理整頓や収納が昔から苦手(親も苦手で片付け方がわからない)

●「こんな汚い部屋に住んでいる自分はダメな人間で脱出したい」と自分を責めている人。

●結婚や同棲を新たにするので生活を改めたい。

●風呂場や洗面所が汚く利用できないのでいつも消臭スプレーや香水が手放せないので何とかしたい。

・・・という「自覚があって、片づける意欲がある人」

傍から見れば普通の人と変わりませんが「他人には言えない悩み」を持っていて女性が比較的多いです。

寧ろ、「え?こんなきちんとしていそうな人が?」という人がゴミ部屋状態になることもあるので、何かのきっかけで誰にでも成りうることです。(仕事のストレス、職場環境の変化、離婚、失恋、愛する人との別離など)

一度部屋をリセットして綺麗にすると美観持続していける可能性が高い分類なので、早めに片づけましょう。

そしてこれらのタイプの方は皆さん例外なく綺麗になった部屋を見た時に目が変わります。

見積もり時はどこか自信なさげで声も小さい方が普通に明るく話すようになると我々も苦労のしがいがあります。

これは私共の一番の「やりがい」と「達成感」を感じる瞬間です。

お悩み中ならすぐに連絡をください。

悩んでいた時間がもったいなかった、すぐに連絡すれば良かったと言って頂くことも多いです。

②高齢化によるゴミ部屋化

●足や腰が不自由でゴミ出しが億劫になる、出来ない。

●認知症(初期)で仕分、分別が出来なくなる。

これらは加齢によるものなので致し方ない側面があります。

また、以前は家族と一緒に住んでいたので問題化しませんでしたが、核家族化が進み、高齢者の1人暮らしが増えていますのでこのパターンは今後増えていくことが予想されています。

結構整理整頓や仕分は頭を使いますので、逆にこれらが出来なくなったら周囲も認知症を疑った方が良いでしょう。

市役所、社会福祉協議会、地域包括支援センターなど専門機関に相談してみてください。

これを機に入院や介護施設への斡旋もありえます。

③セルフネグレクト化による自暴自棄、無力感

これも年々増えていく傾向にあります

特に男性の高齢者一人暮らしです。

まぁ、言いたくはないですが超高齢化社会の弊害、社会問題とも言えます・・・。

人は使命を持って生きていれば高齢だろうと問題はないのですが、生きる意欲も無く無駄に長命なのも如何なものかと考えてしまいます・・・。

男性は特に「誰かに認められたい」という”承認欲求”がありますので、退職や地域活動での活躍の場を失い社会的に存在価値が無いと思うと人は生きる気力を失ってしまうものです。

「静かなる自殺」とも言われていて、最終的には孤独死で発見ということも珍しくありません。

お酒の空き瓶やたばこの吸い殻、宝くじの外れ券、馬券、パチンコ玉、小銭などが多く発見されるのも特徴です。

身寄りがなければ税金で対処することになると思いますが、人道的に対処せねばなりませんから頭が痛い問題です。

今後は少子高齢化の影響で税収が確実に下がります。

よって生産性のない人たち(税金を納めない人達)への公的資金の投入が果たしてどれくらい出来るのか?

弱者救済のしない政府はいけないとは思いますが、日本のようなお金持ちの国ならいいとしてもお金がない国ではこういった問題はどうしているのでしょう?

今後ますます自己防衛が大切な時代が来て、「金が無ければ医療・介護は受けらない」という時代も来ると思います。

日本は医療を等しく受けることが出来る「国民皆保険制度」のおかけですが、これはここ数十年の最近の話で長い人類の歴史で満足な医療を受けることが出来ない時代の方が長いのです。

今でも貧困国では医療は一部の人しか受けることが出来ません。

介護も同様でお金がない認知症患者は姨捨山(うばすて山)のような収監所に集めて管理する時代がくるという専門家もいます。

いつの時代も「自分の身は自分で守る」という意識の無い人は淘汰されるのが自然界の掟だと私は思います。

政府が守ってくれる時代は終焉に近づいてきていると思っていたほうが、いざという時に慌てたり失望しないで済むでしょう。

④精神疾患の方

●自分は汚いとは思わない。

●汚いという概念が無い?

●自分では片づけようとは思わない、思えない。

●明らかに精神疾患患者

これらは大家さんや管理会社、親族などの「第三者から片づけるように言われた方」(性格ではなく病気の恐れがあり)

部屋を綺麗にしても自覚がないので日々のメンテナンスをしてあげる人が近くにいないと元に戻る可能性が高い。

周囲に悪臭などの迷惑をかけることもあるので管理が必要。

最悪の場合は火災に繋がる恐れもあるので放置していてはいけないレベルで、本人は片づけたいと思っていないので感謝もない。

生活保護受給者にも多く行政や病院からの依頼が多いですが、正直、このタイプのお部屋の片づけはやりたくありません。

この場合、経営者の想いは関係なく、作業金額が安い業者に依頼する傾向にあるので弊社ではお断りさせて頂く場合があります。

弊社としては「ただの不用品処分業者とは違う」という想いがありますので悪しからずご理解下さい。

⑤天才型の方

本や書類で埋もれたり基本的に頭が良くお金もある方(医師や経営者、芸術家など)

これは「天才型」と分類していますが、片づける時間がもったいない。

●自分が必要とするものはどこにあるかはある程度はわかっている。

●使う物はすぐ近くにあり、何度もしまう必要がないので本人にとっては効率的。

●片づける時間があるなら自分が集中できる、好きなことをやっていたい。

これも上記の④の精神病に似ていることもありますが、ADHD(注意欠如多動性障害)の可能性が高いです。

好きなことは常人の何倍もの集中力でこなしたり、想いもつかない発想をするなど「天才と〇〇は紙一重」と言いますが、常人には理解できないことも時折あります。

ただ人類の発展に寄与してきたのはそういう人達であることも最近ではわかってきています。

アップルの創始者・スティーブジョブズ
相対性理論のアインシュタイン
富嶽三十六景の葛飾北斎

身近な所で医師や看護師、経営者などからの依頼も多いです。

「お金がある方が多いのでお金で解決する」という潔い考えの持ち主でもあります。

これはこれで本人達にとっては良いのかもしれませんし、人類や文化の発展には良いのかもしれません。

 

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」

近年の「断捨離」や「片付け本」のブームは確かに「欲しい物が簡単に手に入る状況で物で溢れる時代」を表していますが、人はそれぞれで必ずしもそうあるべきというのに当てはまらない人もいます。

あんまりにも綺麗すぎる部屋にいると落ち着かないこともあったり、「潔癖症?」と思われるので、なんでもやり過ぎは控えバランス良くがいいのではないかと思います。

潔癖症も度を過ぎれば日常生活に支障をきたすほどの症状ですからね。

好きな物に囲まれて生活するのが幸せな人もいるでしょうし、好きな物に囲まれて死ぬのも一興でしょう。

ただ、「片づけたい!」と思った方にはご協力はさせて頂きますので、ぜひ勇気をもってご相談下さい。

専門業者ですのでゴミに溢れている状況は一般の方より見慣れています(笑)

サブタイトルの「過ぎたるは~」の言葉は戦国大名・武田信玄公がよく使っていたとされる言葉です。

私もこの言葉は好きで簡単に言うと「なんでもやり過ぎはダメで適度にしないさいよ」という戒めの言葉です。

賛否両論はあるでしょうが、バランス感覚が大切ですね。

弊社が選ばれる4つの理由

①美装会社なみの清掃技術と清掃道具

②全国トップクラスの消臭実績

③ブログ掲載による顧客満足度の証

④弊社の「想い」への共感

ただの不用品処分業者ではゴミの片づけは出来ても「清掃」と「消臭」が出来ません。

ゴミの片づけはハッキリ言って誰にも出来ますが、ゴミが無くなった部屋の床や建具などは汚れています。

これを綺麗に清掃しなくてはなりませんし、それは便利屋レベルの簡易清掃ではなく、美装会社並みもしくはそれ以上の技術と道具を持っている企業をお勧めします。

更に言うと、清掃だけでは取り切れない「生ごみ臭」や「生活臭」も消臭作業を加えることでリセットすることが出来ます。

見た目は綺麗だけど「臭い!」と感じるようではまだまだです。

全国有数の特殊清掃業者でもある弊社なら高性能オゾン脱臭機も保有しております。
(※最近では持っているけど施工した経験がない業者も増えてきています・・・。)

またHP上で「ゴミ部屋の片づけを行います!」という業者は多々あれど、施工実績数、施工実例を紹介している業者は北海道では殆どありません。

弊社がブログ掲載をご依頼者様から許されているのも満足度の証と自負しております!

業務内容にも自信がありますから「格安」とは言いませんが、価格の価値を決めるのはご依頼者様です。

まただからと言って横柄な対応をするわけではありません。

たとえ「仕事の質」は良かったとしても「接客態度が悪い」となれば一流とは言えないと思います。

両方が出来てこそ良いサービスと考えておりますので身だしなみや挨拶などには気を付けております。

これを意識していない業者も残念ながら多いのが実情です。

お部屋にもともと入れたくないのに業者を部屋に入れるに際し「怖い人(怖そうな人も含まれる)」や「胡散臭い人」、「清潔感の無い人」を入れることに抵抗はありませんか?

私なら「まずお前が汚い!」と言いそうです。

最後に、ゴミ部屋を片付けて新たな人生を歩もうという方達の後押しをしてあげることが「弊社の使命」だと思っております。

この「使命感」があるからこそ「汚部屋を綺麗にしてあげたい!」という”想い”に共感してくださる方が弊社ご指名でご依頼をしてくださっています。

あと勘違いして欲しくないのは「想い」だけなら誰でも思えますし言えます。

その裏付けとして東京まで出張しセミナーに毎年参加し最新知識や情報を仕入れていますので「想い」を達成するための勉強も随時行っております。

今回、最後の欄はご依頼を考えている方もそうですが、同業他社さんにも伝えたいことです。

同業他社さんの中でも「全く仕事が来ない」、「問合せすら無い」という話をよく聞きますが、私からするとまだまだ取り組みが甘いと思います。

真剣さが足りないんだと思います。

近年ではHPさえ作れば集客が出来ると思っている人も多いですが、そんなに甘くはないです!!

これらを実践してくれる同業他社さんが多くなることを願っています。

そして、弊社の記事を読んで「頑張りました!」と言ってくれる人気業者さんが現れてくれることで業界健全化の一翼を担えるのかとも思っています。

【運営会社】
社名に掲げる信頼される企業を目指す!
リライブル株式会社  (コチラもご覧頂けると幸いです)
0120-669-920

お問合せはこちらまで