こんにちは、特殊清掃.ASIAです。
タイトルにあるとおり「香害」って聞いたことがありますか？
大雑把に言うと「香り」によって気分や具合が悪くなることを言うそうです。
それは柔軟剤や香水、シャンプーやリンスなどに代表される「化学物質」による影響のようです。
ニオイの感じ方は人それぞれですし、臭いの快・不快というのは臭気濃度、臭気強度によるものが大きく、同じ匂いでも微香なら良いニオイに感じても強くなると逆に「臭い」となってしまうのです。
個人差は年齢、性別、嗜好、国、文化、などによって本当に感じ方は人それぞれです。
例えば、『豚骨ラーメン』のニオイが「いいニオイ」と感じる人と「臭い」と感じる人では生活習慣や生まれた土地により大きく違います。
人間はニオイを感じる個人差や嗜好の違いが大きいのでそれが「消臭」という作業を難しくしております。
いずれにしても自然物質ではなく化学物質だと複数の複雑な物質となるので消臭作業が難しくなる場合が多いです。
臭いからと言って強烈な芳香剤を置かれると困ってしまうこともございます。
消臭と脱臭
基本的に、臭いは殆どの物質にあるものです。
それは物質自体の匂い＝特徴とでもいいましょうか？
ですから、臭いを消すには物質そのものを変えることが有効です。
最近多いご依頼は「猫の尿臭」の相談です
管理会社さんは勿論、リフォーム業者さんからもお問合せがあります。
・・・というのも「リフォームをした後なんだけど猫尿臭が臭い！」ということです。
猫のマーキング箇所に何も防臭処理を施さなかったり、思ってもいない場所に染み込んでいた場合はまた臭気が出てくる場合があります。
もうすでに壁紙を貼った後だったり、床を補修した後だとまた再度施工になってしまうので2度手間になる前にご相談頂きたいと思います・・・。
猫ちゃんは悪くないのです・・・。
【大きく分けて2種類の選択肢】
①少ない予算で臭いを抑えたい＝脱臭作業のみ
ペット可物件で完璧じゃなくても多少臭いが抑えられれば良いという場合やリフォームをする予算が無い場合などはこちらが有効ですが、ニオイ戻りがすると言われても保証は出来ません。
こちらは「消臭」というよりは「脱臭」「減臭」と言います。
弊社では最近はこちらのパターンはお奨めしておりません。
最終的に満足をして頂くにはお互いに予算や作業工程を妥協してはいけないと思います。
最終的には「やって良かった」と思われるように頑張ります！
②臭いが出ては困るのできちんと消臭して欲しい＝リフォーム＆消臭作業
壁紙や床、巾木などを剥がした後に、防臭剤、防臭剤、オゾン脱臭（もしくはバイオ消臭）を行い、その後リフォーム、仕上げ清掃消臭という流れだとかなりの確率で常人は気にならないレベルになります。
小樽市 猫尿臭の防臭＆リフォーム
そんなわけで今日は上記の②プランで小樽市の猫尿臭に困っていたお部屋の防臭施工を行いました。
床のCFを剥がした状態で特殊な薬剤（手に触れると痒くなったり痛くなる劇薬）を塗り、尿と化学反応を起こさせ、室温も上げ臭いを”あえて”浮き出させます。
その浮き出たニオイをオゾン脱臭と換気を行いニオイを薄くしていきます。
※これだけではまだ不十分です。
壁はマーキングされている箇所に重点的にバイオ系消臭剤を塗っていきます。
今回は３日間、菌を培養させてニオイ戻りが無いか確認をして、問題なければ壁紙などを貼っていく予定です。
これらをしないでリフォームをした場合に後日「なんか臭う・・・」ということになるパターンが多いようです。
ここまで手間をかけて行いますが、10人中、9人は大丈夫と言っても心理的な面や嗅覚障害（嗅覚脱失、嗅覚低下、異嗅症、刺激性異嗅症、自発性異嗅症、嗅盲、嗅覚過敏、悪臭症、自己臭症、幻臭、鈎回発作などの方）で1名だけ「におう」というようなパターンは除きますが大抵はOKです。
因みにニオイに敏感な人や鈍感な人など個人によって感じ方や評価が異なることを専門用語で「個人間変動」と言います。
冒頭でも申した通り臭いの感じ方は人それぞれで十人十色です。
ニオイをきちんと消せる業者は全国的に見ても少ない
年々この仕事をしていると難易度が高い仕事や求められてきていると実感しております。
全国的に見ても少ないのですから北海道では本当に少ないと思います。
何度かご紹介させて頂いておりますが、北海道では旭川市の㈱Beクリーンさんが抜きん出ています。
弊社も情報交換（一方的に教えてもらうことのほうが多い）をさせて頂いております。
北海道の業社はもっと本州に行って勉強したり、同業他社さんと交流を図るべきです。
①消臭器、消臭剤、防臭剤などの組み合わせ
②温度、湿度、空調の管理
③清掃箇所、清掃技術の向上
これらを常に考えて、良い道具、良い方法を模索しております。
一人でコツコツとやる方法もありますが、良いアイデアは仲間達と情報共有して飛躍的に技術向上した方が良いと思っております。
ニオイに関するトラブルやクレームなどが増えてきていますし、消臭も昔は「こんなもので大丈夫か？」となるような物件も現在では許されない現場も増えてきたように思えます。
よりレベルの高い消臭業者が必要となってきています。
是非、他社さんとHPを比べて頂き、実績、消臭方法、保有機械などを見て頂きたいと思います。
「ニオイに関すること」はお気軽にご相談下さい。
ニオイに関することは現地見積もりが必要なことも多いですがまずはご相談から始まります。
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社名に掲げる信頼される(Reliable)企業を目指す！
リライブル株式会社
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