遺品整理士とは?
最近ではテレビや雑誌で注目の職業として遺品整理士がメジャーになりつつあります。
この資格は一般社団法人遺品整理士認定協会が認定している民家資格ですが今、国家資格化に向けて準備中です。
もともとは街の便利屋さんや何でも屋さん、産廃業社、リサイクル屋さんなどが御遺族に依頼をうけて小規模で行っていた遺品整理の代行を規格化、標準化しようと設立されたものです。
この遺品整理士が作られた背景にはモラルの無い業者の参入や高額請求をする悪徳業者の排除を狙いとし、遺品整理業界の健全化を図ったものです。
詳しくは一般社団法人遺品整理士認定協会のホームページをご覧ください。
※更新をしていない、もしくは無資格なのに会員証や名刺を偽造している悪質な業者も存在しているようです。
不審な場合は有効期限を確認してください。
これから遺品整理業を始めようと思っている方へ
勘違いしている方も多いのですが、この資格があるから「遺品整理を出来る」というような資格ではなく、あくまでも知識の習得です。
これから超高齢化社会化がすすみ、遺品整理の需要が伸びると見込んで資格を取る方が多くなっていますが、現実はそれほど甘くありません。
現場経験も数多く必要となりますので、大型家具の排出方法や家電リサイクル法の廃棄方法、買取の知識及び商品知識、廃棄物の法律についてももっと深い知識が必要となります。
また集客方法も問題となりますので、「儲かるから始めたい」と考えている方は辞めておいた方がいいです。
遺品整理業界は雨後の竹の子の如く、新しい会社が出来ては消えている状態です。
「それほど甘いモノではありません」ということを明記しておきます。
もし、開業や新規事業をお考えの方がいらっしゃいましたらご相談に乗りますので御連絡下さい。