北海道
特赦清掃.ASIAの久保田です。
新型コロナウイルスの影響によるお片付けブームも相まってか、家財整理系のお仕事が少なくなってきたようにも感じますが、それだけお片付けに関心を持つ方が増えるというのはとても良いことだと思っております。
私達のような業者に依頼する場合はどうしても料金が発生してしまうので、ご自分でお片付け可能な場合は、それが1番安価にお片付け出来る方法であり、ご自分のペースで整理していける方法なのでオススメです。
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廃棄品が多過ぎて自力では行えない！
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室内の状況が劣悪で手を付けられない！
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重たい家具が運べない！
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どこに頼んだらいいかわからない！
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近所から苦情が来ていて長居したくない！
などなど、ご依頼者様ごとに色々な事情がありますので、「専門業者に頼むべき！」と感じた場合は私達のような専門業者をお尋ね頂けると幸いです。
お電話のお問い合わせで「相当汚いのですが、大丈夫ですか？」とご心配下さる方も多いですが、私達は基本的に
特殊清掃を専門に行っているので問題なく解決可能です。
少なくとも、今のところ室内の状況が劣悪過ぎてお断りしたというケースは１度もありませんので、気兼ねなくご相談ください！
桜が舞い散る中で特殊清掃
綺麗な桜
先日、札幌市内のとあるアパートで
特殊清掃(人がお亡くなりになった現場ではありません)を行わせて頂いたのですが、室内の状況とは裏腹に玄関先に綺麗な桜が咲いていてとてもホッコリしました。
花びらが舞い散る中での特殊清掃というのは、なんだかギャップがあって不思議な感覚でした。
桜の風情を感じながら、体にニオイを纏いながら、梱包した室内の家財品を搬出していきました。
最近は少しでもお腹のぜい肉を落とす為、休日にウォーキングをしているのですが、桜が綺麗に咲いているところが多くてウォーキングが捗ります。
歳を重ねるにつれて桜を見ながらお酒を飲みたいな～と感じるようになりました（子供の頃は花見の何が楽しいんだろ？と思っていたのですが汗）。
話が逸れてしまったので戻します。
まず初めに、この度弊社へご依頼下さったI様、ご依頼並びにブログ等への掲載を許可頂き有難う御座います。
メールでのお問い合わせを頂き、「戸籍上の父親が病気で倒れて入院してしまい、もう戻れそうにないので整理のお見積りをしてほしい」ということでお見積りに伺わせて頂きました。
室内の扉を開けると強めの糞便臭があり、事前にお聞きしていた通り床中に糞便があるような状況でした。
I様に事情をお聞きすると、お父様が数年前から室内に入れてくれなくなったようで、今思えば丁度その頃から嫌なニオイが気になるようになったとお話してくれました。
「気にかけなくていい！」というスタンスだった父親からある日突然SOSの連絡があり、来てみると室内はこういうような状態でお父様が倒れており、救急車を呼んで搬送後に病気が発覚したとのことでした。
リビングお片付け前
少し分かりにくいですが、床にあるほとんどの物が糞便で汚れてしまっている状態でした。
戸籍上の父親が・・・という部分に違和感を感じていたので、お見積りの際にお聞きしたところ、実は子供の頃に虐待を受けていて・・・と辛いであろう過去のお話をして下さりました。
深くはお聞きしませんでしたが、虐待を受けた経験のない私には想像もできない思いをされたのだと思います。
相続放棄という選択をされる方も沢山いますが、そのような過去がありながらも、今回こうしてお部屋の片付けや各種手続きを行われているI様は本当に素晴らしい方だなと感じました（もし私がI様の立場だったらどうしただろうか・・・）。
そういった過去を事前にお聞きしていたということもあり、作業にもより一層力が入ります。
リビングお片付け後
１ルームということもあり、家財品の量自体は少なかったので約１～２時間ほどで出し終わり、糞便で傷んでいたクッションフロアも剥がして廃棄させていただきました。
清掃を行うことも可能ですが、今回は
素材への汚れの染み込みや傷みが激しく、清掃を行っても管理会社様の方で張り替えるであろうという旨をお話し、【剥がす】という選択をしました。
今回はクッションフロア下のコンパネまで染み込んでいたので少しニオイが残りましたが、室内の家財品や汚れた床材を撤去すると臭気の強さが９割ほど落ちました。
お部屋がこのような状況になってしまっていることを管理会社様は知らないということでしたので、退去時にお部屋を確認していただく際の第一印象をなるべく悪くしない為にも全力を尽くします。
家財品を搬出し終えた後は清掃作業に移っていきます。
が、今回は長くなってしまいますので、特殊清掃編については次回のブログでご紹介させていただきます。
次回のブログでは弊社代表が直々にトイレの特殊清掃を行います！
特殊清掃を行う弊社の代表
