北海道 特殊清掃.ASIA の久保田です。
先月は数百リットルもの灯油漏れに伴う消臭施工をはじめ、ゴミ屋敷のお片づけや特殊清掃が多数重なり、バタバタとしておりました。
9月も始まったばかりですが、大変ありがたい事に怒涛の勢いでお問い合わせが続いており、すでに予定が埋まってきております。
誰かの不幸事に伴う仕事も少なくはないので複雑ではありますが、頼って頂けることを誇りに思いながら、気を引き締めて臨んでいこうと思います。
夏は消臭作業が捗ります！
夏は気温が高い分、寒い時期に比べてニオイが出てきやすかったり、薬剤の効果が高まりやすかったりと、消臭や清掃がとても効率よく行いやすい季節です。
ニオイが出てきやすい環境だと、消臭施工箇所の見落としがあれば、次の日には如実に消臭結果に現れるので、結果としてニオイ戻りのリスクを減らせます。
冬場でも夏場でも、同じクオリティで施工ができれば良いのですが、北海道では夏冬の気温差が数十度にもなるので必然的に勝手が変わります。
室内の温度を高めてニオイ成分の揮発を促進させる行うベイクアウト法という消臭方法も、換気をしても室温が下がりにくいのでとても効率良く行えます。
灯油は微量でもニオイが充満する
今回は灯油が漏れてしまい、そのお部屋だけでは無く、下の階のお部屋と、さらにその下のお部屋まで漏れてしまったということで、3フロアと施工範囲が広かったのですが、1フロアずつ順調に消臭を進めていきました。
2フロアについては、リフォーム仕上げを行う前の状態で灯油のニオイを感知できないレベルに仕上がったのですが、1番ニオイの強かったフロアが中々消えてくれず苦戦しました。
そのお部屋は、部屋内の一角に家財道具や解体した建材などがある状態での施工だったのですが、施工を進めるにつれてニオイが薄くなるのは感じていたのですが、明らかにニオイの元が別にある？というくらいニオイの落ち方が鈍かったので、「まさか！」と思って家財道具などを置いてある空間を仕切ってみると、それまで落ちなかったニオイがピタリと激減。
ニオイの原因が分かり、無事に収めることができましたが、臭気測定器での数値にも顕著に出ていたので、ニオイの数値化が役に立ちました。
ニオイの原因は家財道具や建具に付着したと思われる微量の灯油のはずですが、たとえ微量でも次の日には部屋内に濃い灯油臭が充満してしまうという怖さを改めて感じました。
灯油の消臭を行う際は、基本的に室内は空の状態が多いですが、今回のように同室内に家財品が残っている状態で消臭を行う場合は特に注意が必要だと勉強になりました。
終わりに
灯油の抜き取り・消臭は、施工を進めていく中で目に見える変化が少ないので、人間の鼻による感覚を頼りに、僅かな変化も見逃さないよう意識することが大切だと感じております。
弊社のホームページ・ブログでも、灯油消臭の実際の施工事例はいくつも掲載してありますが、灯油の漏れた範囲や箇所、状況によって施工方法は変わってきます。
灯油のニオイが消えない！
大量の灯油が漏れてしまった！
業者さんに頼んだけど、ニオイが残っている！
灯油漏れや灯油のニオイでお悩みの方は気兼ねなくご相談頂けると幸いです。
札幌市近郊（江別市、岩見沢市、石狩市、小樽市、北広島市、恵庭市、千歳市など道央圏）はお見積りは無料です。
孤独死や自殺に伴う特殊清掃や消臭（灯油臭、ボヤ、ゴミ部屋、糞尿臭）、ゴミを溜め込んでしまったお部屋のお片付け全般に関わることでお悩みの方は気兼ねなく下記までご連絡ください。
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