こんにちは、特殊清掃.ASIAです。
昨日と今日で恵庭市のアパートのゴミ部屋片付けを行ってきました。
今回、写真掲載はNGということで内容だけとなりますがご容赦下さい。
経緯としては・・・
①水道管が破裂してしまったのだが、修理業者に部屋に入って作業するのにごみが多すぎて(恥ずかしくて)呼べない。
②片づけたいが現金、クレジットカードがなく支払いが困難(分割支払いが可能か?)
③自分でも試みてみたが6年間で溜めたごみなので一人ではとても片付かない(時間、労力、気力が足りない)
④騙されない、怖くない業者さんに依頼したい(怪しい会社はいっぱいあるので)
・・・ということで当社にご相談を頂きました。
一つ一つ解決策、対応策を講じることで当社にご依頼して頂きました。
自分ひとりであれこれ悩むよりも思い切って相談してみたほうが解決することが往々にしてあるものです。
悩んでいる時間も勿体ないですし、悩んで無駄なストレスを抱え込むよりも専門家に相談してみて下さい。
また、このように色々な問題を抱えると頭の中だけで考えてしまい、一見手詰まりのようになりがちです。
一度落ち着いて、やらなくてはいけないことを紙に箇条書きにすることで、案外それほどやることは多くないことに気付くはずです。(頭だけで考えるといつまでたっても解決できずに「あ~っ!」となります)
そして、実行した項目を順に消していけば、この程度の問題ならば解決するものです。
ゴミ部屋の片づけ作業
1日目は梱包作業で終了しましたが、上の方はサラ、フワっとしていますがさすがに6年物となると普段の生活で踏み固められ下の層は圧縮されてずっしりとしてきます。
ですから、経験が浅いと下の層が空気に触れて体積が若干増えることを知らないので目測を誤ってしまいます。
「思っていた廃棄量より増えてしまったので追加料金が発生します」なんて馬鹿なことを言う回収業者は大分減ったようですが、そういったことが起こらないように事前に見積書はもらう、作業後に追加料金が発生しないかなど確認することが大切です。(この業者怪しいと思ったら絶対に確認することが後々のトラブル回避になります)
ゴミ部屋や汚部屋は何年かけて蓄積されたか?を聞くことも重要です!
私の経験で20年かけてごみ屋敷状態というのが過去最大でしたが、そうなると半端ない圧縮具合で見た目以上にごみ量が増えますので同業者さんは見積もり時にご注意下さい。
また、ゴキブリの死骸や恐らくネズミの糞(であろう物)も発見されました。
そのような環境にいては、皮膚病であったり、喘息であったり健康的な生活は送れません。
健康を維持できないと、精神的にも鬱(ウツ)状態になりがちです。
そんな状態であれば仕事で良いパフォーマンスを発揮できるとも思えません。
高齢者のごみ屋敷問題よりも、最近多いと感じるのは若年者のごみ部屋化に脅威を感じています。
生活保護受給者が増えてきているのは、この住環境の悪化も一因があると思えます。
(この話をすると大変長くなってしまうのでまた後日、日を改めて持論展開したいと思います)
ごみの蓄積量としては、8畳+6畳の2部屋で膝から腰高くらい
段ボール箱で30箱、ゴミ袋で50袋前後、本などの紙の重量が約300kgでした。
写真掲載がないのでリアリティがありませんが、ご容赦ください。
2日目は搬出、一般廃棄物収集運搬事業許可業者さんとの連携
部屋から搬出なのですが、今回は引っ越しではなく、住み続けることが条件でしたので、あまり大っぴらに大量のゴミを敷地にさらすことは避け、収集車が到着した時点で一気に出す作戦をとりました。
※マンションなど搬出に時間がかかる場合はこういったことは無理ですが、立地条件が良かったので可能な作戦でした。
搬出自体はそれほど困難ではありませんでした。
その後、床の掃除機かけを行い、消臭剤散布を行って2日間の作業は終了です。
水道管修理業者が来て、給排水が問題なくなったころに再度、清掃に伺う予定です。
ゴミ部屋に住んでいた場合は、周囲に溶け込んで意外にも汚いことは気にならなくなっていくものですが、ゴミが撤去されて殆ど何もなくなってしまうと水回りや床の汚さが目立ちますし、ゴミ部屋特有の臭いが気になってしまいます。
出来ることであればゴミ撤去当日中に清掃と消臭作業を完了させたかったのですが、今回のプラン上已むをえません。
ただ、当社がこだわるのはごみを撤去するのは大抵の業者は出来ますが、掃除、消臭をして住環境の改善をし、「明日から頑張ろう!」と思って頂くことが目的であります。
ごみを片づけて、「ハイ終了!」と言う業者と違うのはそういうことでございます。
※不用品回収業者、格安業者というのはそういうものです。
ゴミ部屋の片づけ作業は大変ですが、作業前と作業後ではご依頼者の表情が晴れやかになるのを見るのが何より”達成感”を感じます。
ですから、「本当に綺麗にリセットされたお部屋を引き渡したい!」というのが当社スタッフの望みでもあります。
当社・リライブル株式会社のスタイル
特殊清掃業は慈善事業・ボランティアではありませんので、ごみその物の廃棄料金は当然かかりますし、作業員の人件費、会社運営にかかわる経費などもありますので決して「格安」とは言いませんが、しっかりした仕事をし、ご依頼者にも喜んで頂き、当社も喜ぶという関係を築けるようにしてきました。
特殊清掃に関しては「安かろう、悪かろう」は当てはまる事例だと思います。
一般の方には相場がわからないと思うので数社見積もりをとって比較することも大事です。
ただ当社の場合はブログを読んで頂き、共感し、当社にご指名をして頂く方に支持されております。
また最近では、特殊清掃をするという業者も増えてきました・・・しかし、ホームページでは書いていても見積もりに来て、「これは出来ない」と断ったり自社ではやらずに下請けに出すような業者もいると聞いています。(社名は言いませんが実際にいます!)
特殊清掃とは”普通の方が出来ないような困難な清掃を行うから特殊清掃”であって、ただのハウスクリーニングではないのです。
困難だからこそ、”使命感”をもってやらなければならないのです。
ですから、そういった気概がない業者には【特殊清掃】という言葉を軽々しく掲げて欲しくありません。
※一応、「事件現場特殊清掃士」という民間資格もあり当社も保有しておりますが、もっと本格的な国家資格や免許・許可が必要かもしれません。
また事例が特殊なことが多いです。清掃のみに限らず消臭に関してもです。
ですから、現場経験を持つ業者さんと情報交換をすることにより、「こういった場合はどうすれば良い?」というアドバイスを頂けるような関係を築いていかねばなりません。
どこの団体にも所属していない業者さんで実績がない、知名度がない場合は向上心や研究心、法令順守を疑います。
特殊清掃業者選定で迷われたときに是非、「こんなヤバい現場なんですけど・・・」と困難な現場がありましたらご相談下さい。
0120-669-920
【運営会社】 リライブル株式会社