こんにちは、特殊清掃.ASIAです。
今日は札幌市西区の一軒家のお片づけで訪問させて頂きました。
実は今年3月にお見積りに伺ってから、今日でトータル10回目の訪問でした。
一番最初のご相談は「部屋が汚れている・・・俗にいうごみ屋敷なので何とかして欲しいので家に来て欲しい」ということでした。
最初の見積もりから当社ベテランスタッフ・岸野が担当させて頂きました。
最初はリビングだけの片づけで、他の部屋は見せてもらえませんでしたが、訪問するたびにコミュニケーションをとりながら信用して頂き、1階のお部屋や収納部屋、2階の部屋と徐々に片づけていく範囲を広げていきました。
そういった性格の方は結構いらっしゃいます。
今日は過去のお片づけの仕上げ的な作業となりました。
お話を伺うとご依頼者であるK様は母親と二人で生活していたそうですが、母親が今年亡くなり一人になり部屋の片づけが出来ないということでした。
ごみ屋敷の相談から「母親の遺品整理もしてほしい」というお話も頂きました。
因みにこちらのベッドの棚から数千万円の預金が入っている通帳を2冊発見することができました。
※写真は片付け途中の状況なので当初はもっと不用品に溢れていました。
K様は探索が苦手だったので大層喜ばれていました。
部屋は「ゴミ屋敷」というよりは「片づけられない部屋」という感じで床にチリ紙や買い物袋などが散乱している状態です。
ただこのまま放置していれば確実にごみ屋敷化になりそうな雰囲気がプンプンしております。
今回それほど重篤にならなかったのは、K様自体が早めに手をうったこと、そして弊社スタッフ岸野との信頼関係が構築できたことが大きいのではないかと思います。
しかし、K様の性格上、毎回綺麗にしては、次の訪問には荒れているという状態が続きました。
4月に3回、5月に4回、6月に2回と訪問させて頂き、少しずつ片付けと清掃を行ってきました。
その成果があり少しずつではありますが家財道具とゴミの総量は減っていっております。
今日は今までまとめて部屋に保管しておいた不用品を一気に廃棄する日でした。
いつものように札幌市環境事業公社さんに来てもらい回収してもらいました。
トイレ清掃と消臭作業
その後、片付けと同時に行っていたトイレ清掃×2か所の消臭作業も行いました。
K様がよく尿をOBするらしく、床のCFに尿が染み込んでいた為、なかなか無臭とまではいきませんが、消臭剤とオゾン脱臭で減臭しました。
消臭作業を行えば行うほど、奥が深いと感じます。
完全に無臭にするには素材や物質を変えないといけませんが、なるべく変えずに臭いを消すにはどうしたらよいのか？
常に考えるようになっています。
「消臭は簡単だ！」という方がいればまだ浅いのではないかと思います。
なにせ、臭いの種類は様々な組み合わせなどで40万種以上あると言われています。
今、テレビCMの3割～4割は「ニオイに関する商品」だそうです。
柔軟剤、芳香剤、消臭剤、最近ではエアコン、空気清浄機などもニオイを取るという機能もついています。
今後、更に臭いに関するトラブル、解決して欲しいという依頼は増えることでしょう。
恐らくまたご依頼が来ると思います
今日はかなり廃棄しましたが、1か月に一度くらいは訪問しないと部屋が荒れることが予想されます。
K様本人が片づけを出来れば良いのですが、恐らく難しいタイプの方です。
また、誰かと定期的に合わないと孤立死しかねないのでこういった見守りは必要かと思います。
最長で1年間お片づけで訪問したお宅もありました。
片付けのこと、清掃のこと、消臭のこと、どのようなことでも構いません。
一人で悩んでいるよりは一度勇気を出してご相談下さい。
電話が苦手な場合は、メールでも対応させて頂いております。
いずれにしても貴方の悩みは貴方だけが抱えていることではないと思いますよ。
相談に足る企業なのかは過去のブログを読んで頂けると幸いです。
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