こんにちは、特殊清掃.ASIAです。皆さん3連休はどこに行かれましたか?
弊社では札幌市東区のアパートのゴミ部屋の片づけのご依頼があり伺っておりました。
今回は予算の都合上、清掃、消臭はなく”ゴミの撤去のみ”のご依頼でしたが結構ハードでした。
汚部屋は孤独死への道
まずお部屋の状況ですが・・・
玄関入ってすぐのキッチン&ダイニング
「まぁまぁ、ありますね~」
奥の寝室・・・
「おぉ天井近くまでありますな!」
いずれもドアが開かず狭い空間をすり抜けていかないと入れませんでした。
カップ麺、ペットボトルが多く食生活が心配されるごみが多く見受けられました。
単身男性の汚部屋でしたから、このままいくと孤独死もあり得るような部屋でした。
我々はこのような汚部屋で亡くなった方も多くみています・・・。
部屋が汚いとどこか精気の無い人間となってしまいます。
やはり仕事で疲れて帰宅して、ゴミだらけの状態で健康的に元気に暮らせるとは思えません。
今回のK様もごみの窪地にノートパソコンがあり生活スペースとしてはゴミに囲まれて生活していたことがうかがわれます。
ゴミ部屋からの火災~トラッキング現象
また、ゴミを掘り進めるとたばこの吸い殻が大量、電化製品のタコ足配線・・・と火事になりそうな危険な状態でした。
作業途中から万が一のためにブレーカを落として作業を行いました。
コンセントがずれてそこから発火し、周囲のゴミに燃え広がる恐れもありますから危険です。
自分一人だけが迷惑になるなら問題ありませんが、集合住宅の場合は火災になれば大変なことになるのは説明不要のことだと思います。
また、夏場の暑い時期はハエなども発生しやすくなりますのでこれまた迷惑をかけてしまいます。
そのほかにネズミや北海道とはいえゴキブリと一緒に住んでいる場合もありますので害獣・害虫の温床とならないようにして頂きたいものです。
ゴミ部屋は「誰にも迷惑をかけていない」と思っている方は大きな間違いですので一刻も早く片づけを行って下さい!!
賃貸の場合はオーナー・大家さんの資産価値を減らす迷惑行為であり、撤去時にリフォーム代を求められることも少なくありませんから、退去の数百万円・・・なんてこともあり得ますのでご注意下さい。
ゴミの中から必要な物はとっておきます!
今回はパソコン関係、パーツ関係を残しておいて欲しいというご依頼でしたので仕分けを行います。
当然、ライターやスプレーなどの危険物も分けております。
ごみの山が崩れて下の方になる圧縮されてすり切れたごみやたばこの灰など細かいゴミが多くなり、それを吸い込むと身体によくないことは想像に難くないと思います。
また若干、脂くさいニオイも出てきます。
本来は清掃、消臭を行うことをお奨めしますが、今回はゴミの量も多くご予算オーバーになってしまうので致し方ありません。
「なんだよ、ちょっとおまけで綺麗にしろよ」と思った同業者の方もいると思いますが弊社は慈善事業ではありませんし、プロの仕事に対価を頂くことは当然と考えております。
【ゴミ撤去後の写真】
【ゴミ撤去後の写真2】
※お見積り時に中身入りのペットボトルはご依頼者様が自分で処理するということで残しております。
床が見えると安心しますね。
ごみ片付け終了
2日間に分けての作業でしたが、部屋全体のゴミを撤去して掃き掃除、掃除機かけをして終了です。
搬出時に汚れてしまうので廊下、階段の共用部の掃除も行います。
案外、共用部は汚いままで帰ってしまう業者も居て後日クレームとなってしまうこともあります。
運び出したゴミはいつものように札幌市環境事業公社さんに回収に来てもらいますので不法投棄の心配はありません。
弊社の社名・電話番号入り段ボールに詰めて搬出します。
同サイズの大きさの段ボールを使用することで「荷姿の見た目の問題」と「不法投棄を絶対にしない」という気持ちの表れです。
一度にすべてのゴミを出し切れないので今回は2回来てもらっています。
地震が続いています
胆振東部地震から一か月経過しますが未だに震度3前後の地震が続いています。
また大きな地震が起こる可能性もありますので防災の観点からもお部屋を綺麗にしておくことをお奨め致します。
地震の影響で水道の配管がずれて水漏れになり、ゴミを片付けないといけないというご依頼も多いです。
今回のお宅も、もしここで睡眠中に地震が起こればゴミが多くてドアが開かずすぐに退避出来ませんし、運悪ければドアが開かなくなって閉じ込められてしまいますし、物に押し潰されて亡くなる、発火するということも想定されます。
いずれにしても、何かきっかけがないと生活を省みることは難しいと思います。
何かの理由で「片づけたい!」「片づけよう!」と思ったら是非ご連絡をください。
「いくらかかるの?」というお問合せは大変多い
〇お住いの地域によってゴミの分別方法、ゴミ収集方法、ごみ処分代が違う
〇ゴミの量と捨てる物の種類
〇搬出経路、堆積場所の有無
〇作業人数、作業日数
〇清掃、消臭の有無
これらが全く一緒の場合はありませんので必ず現地お見積りが必要となります。
ブログ内で金額を表示しても良いのですが、あまり先入観を持っていただくのも良くないと思い掲載しておりません。
概算を知りたいという方は「あのブログのお部屋でいくら位ですか?」というお問合せも増えてきましたのでお答えしますので参考になるかと思います。
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